2012年に中国が台湾を併呑!?
台湾視察レポート3回目をお届け致します。
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【やない筆勝総務会長寄稿】
私が先般、台湾を視察した際、台北のあるビジネスマンが次のように台湾の現状を分析して下さいました。
「中国が武力を行使して台湾を併呑しにくるとは、多くの台湾人は考えていません。
もはや台湾と中国の経済はあまりにも深く結びついていますから、その必要はないでしょう。
しかし、中国は非常に狡猾で、権力も経済力もあります。
ゆくゆく台湾が合併されることは避けられないでしょう。」
2009年、そうした懸念を裏付けるかのように「中国共産党が2012年までに台湾併呑を実現させる計画」があることを暴露した書籍『台湾大劫難2012』が台湾で発刊され、話題を呼んでいます。
著者は中国から亡命した元北京大学法学部の教授の袁紅氷(ユァン・ホンビン)氏。
同氏が、中国共産党の幹部で政治的に粛清され幹部の家族から入手した機密書類に基づいて書いたものです。
それによると、中国は2012年に胡錦濤国家主席が引退し、台湾の次期総領選挙が行われる際、台湾の政治や経済、軍事、文化をコントロールし、
武力侵攻も含めて、一気に台湾併呑(へいどん)を成し遂げる戦略計画を立てているといいます。
作戦計画は2008年6月に中央軍事委員会で胡錦濤主席立ち会いの下、中国共産党政治局の幹部ら約200人が出席して立案されたもので、台湾併呑は2012年に決行。
基本的には政治、経済、文化、社会、外交等の「統一戦線工作」によって行うが、それができなかった場合には「武力統一」も辞さないとされています。
経済分野では、台湾の政治指導者に中国で不動産を買わせる、台湾の農産物を大量に購入する、大陸の観光客を台湾に行かせる等も作戦の一環とされ、現在の状況と符号しております。
また、「反中政策」をとった前総統・陳水扁の汚職事件では、中国が米国を通してスイス銀行のシンガポール政府に圧力をかけ、家族の送金の証拠を入手して国民党に流し、前総統を叩かせたことです。
さらに2012年に統合ができなくとも、台湾の左翼政党である社会民主党を育て、中共の台湾での代理として、遅くとも2016年には政権を取らせる計画等も書かれています。
「あと二年で台湾が併呑され、台湾の自由と民主主義が失われる!?」
──本当ならば大変な話ですが、これは決して他人事ではなく、私たち日本の未来に直結する重大事であることを知らなければなりません。
幸福実現党 やない 筆勝氏
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