中国の一人っ子政策
記事に写真は名無関係です
2011年12月5日 竜の口法子氏、ブログ転載
一人っ子政策を行ってきた中国で、一人っ子同士が
結婚した場合、第二子を出産することが全土で認め
られることになりました。 中国政府は1979年に
一人っ子政策を導入しました。
中国と言えば、地球上の5人に1人が中国人、という
人口の多さ。
しかし、 国勢調査では14歳以下が16.6%と
全人口に対する比率が30年前の約半分に下がって
います。急激な少子化が高齢社会に拍車をかけ、
2015年には労働人口が減少に転じるとの予測です。
特に農村部では男の子を欲しがります。女の子の場合は、
妊娠し、性別が分かった段階で中絶するするケースが
増え、結果、若年層では男性が女性よりも3400万人
多いといいます。
農村の小学校では男の生徒が何十人もいるのに、
女の子は5、6人という奇妙な風景は、当たり前。
よって、中国の貧困地帯では、相当の数の男性が成人
に達しても結婚できないのです。
先日また、世界ウイグル会議日本代表のイリハムさん
にお話しを聞きました。
ウイグル自治区では、扶貧政策(貧乏を助ける政策)
と称し、15歳から25歳までの未婚女性を強制的に連行し、
4000キロ以上も離れた中国内地の工場で働かせます。
年間8万人、2008年末までには、なんと40万人が
連れ出されたといいます。 すべて若い女性だけです。
一つは中国内地に強制的に移住させられ、地元の男性と
結婚し、子供は漢族に同化させるという、ウイグルの血を
絶つ民族同化政策が目的です。
それと一体となって、 配偶者を求める男性たちと強制的に
結婚させるため、女性たちの拉致や誘拐事件が中国全土で
発生しているといいます。タイの女性たちなども、騙されて
連れられます。
中国共産党の不条理な政策が、社会問題となって闇を濃く
しています。 ウイグルでも中国の不当な扱いに、
デモ行進や集会が行われていますが、弾圧され、死者を
出したり、連行されたまま行方が分からなくなったり
しているそうです。
14億の人たちを自由と選択のない思想の中に閉じ込め、
一律に抑え込もうとする共産党の限界が来ています。
中国が、平和裏に民主化への道を歩む方向に進むことを
願います
http://tatsunokuchi-noriko.hr-party.jp/date/2011/12/
。