自民党の判断はどう出るか。
土佐のくじらさんSNS日記より転載
2012年08月03日20:44
自民党の判断はどう出るか。
野党7党が、野田内閣不信任決議案を提出することで合意したようです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012080302000084.html
小沢氏が民主党を離党し、新党を立ち上げたことが、
ここに来て意味を持ってきましたね。
さてここで気になるのは、最大野党自民党の出方です。
当然です。
それが一番の争点です。
野党なのに、こういうことが争点になるのですから、
谷垣と野田は、もう垣根などないし、民主党と自民党にも、
ほとんど差はないのと同じですね。
自公合わせても、衆議院過半数に達するかどうかは、
現時点では微妙です。
しかし、時の内閣追い詰めない野党など、
存在の価値はないわけですので、
否決側に回れば、それは即、自民谷垣総裁が今度は、
自民党内から不信任を突きつけられる立場になることを意味します。
民主党内では、衆院での増税法案に反対しながら離党していない
議員がまだ多数おり、
現時点での内閣不信任採決は、解散総選挙に持ち込む、今までで
一番のチャンスだからです。
そして恐らく、8日の参議院本会議前に、内閣不信任決議案が提出
されるでしょうが、
自公がそれに賛成すれば、否可決に関わらず、参議院での増税法案は
否決となります。
さすがに、内閣不信任決議に賛成していながら、
内閣案である増税法案には賛成できないです。
別に増税法案そのものに反対する必要はないからです。
「今はダメだ。」とか、「あんた(野田総理)の法案には賛成できない。」
とか、
口実はいくらでもあります。
内閣不信任決議に反対するようであるなら、
今は野党である、自民党そのもの存在意味の自己否定となりますので、
恐らくそういう判断はできないだろうと思われます。
谷垣氏が否決側に回れば、自民党内が割れるか、自民党内で
クーデターが起きます。
そんな情けない殿様を抱えた自民党議員からすれば、
自分の支持者に、顔向けが出来ないからです。
ですから、いずれにしても、
参議院での消費税増税法案は、可決できないんじゃないかと
予想いたします。
SNS転載、させていただいた記事です
。