【柳田法務大臣辞任】 管内閣の延命措置で
終わらせてはならない。「問責ドミノ」劇場を
「民主党政権瓦解」から「政界再編」まで持って行け!
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植松みつお氏転載
柳田法相、辞任へ 前日の続投宣言から一転
菅改造内閣では初の閣僚辞任
2010.11.22 09:05 【産経ニュース】
柳田稔法相は22日午前、首相官邸で菅直人首相、
仙谷由人官房長官と会談し、自らの国会軽視発言の責任
をとって辞任する意向を伝えた。首相は受け入れた。
自民党など野党が22日中に柳田氏の不信任決議案と
問責決議案を衆院と参院にそれぞれ提出し、参院では
可決される公算が大きかった。平成22年度補正予算案
の審議に影響を及ばさないため、辞任は避けられないと
判断した。9月発足の菅改造内閣では初の閣僚辞任となる。
柳田氏は首相と約20分会談した後、記者団に
「後ほど」とだけ語った。
【法相辞任】官邸で辞表を提出 後任は仙谷氏が兼任
2010.11.22 09:11 【産経ニュース】
民主党幹部は22日午前、柳田稔法相が首相官邸で
菅直人首相と会談した際、辞表を提出したことを明
らかにした。後任は仙谷由人官房長官が兼務するという。
岡田氏、法相責任に言及 柳田氏は辞任否定
首相調整では結論出ず
2010.11.21 23:53 【産経ニュース】
菅直人首相は21日夜、国会を軽視する発言をしたとして
野党から辞任を迫られている柳田稔法相に関し、首相公邸で
仙谷由人官房長官、民主党の岡田克也幹事長、輿石東参院議
員会長らと会談し、更迭をめぐる大詰めの調整を行った。
終了後、輿石氏は記者団に「決まっていない」と述べた。
別の会談出席者は、柳田氏更迭のタイミングを検討したこと
を認めたうえで、「(野党は)次から次へと(他の閣僚の)
問責を出してくるだろうから、なかなか判断が付かない」
と述べた。柳田氏以外にも問責決議案が次々と出される
「問責ドミノ」を警戒したものだ。
岡田氏は21日午前のNHK番組で、柳田氏の発言について
「適切でなかったのは事実だ。冗談半分で言ったのかもしれ
ないが、それで済まされる問題ではない」と述べ、柳田氏の
責任は免れないとの認識を示した。
自民党は22日夕に柳田氏の不信任決議案と問責決議案
を衆院と参院にそれぞれ提出する。公明党やみんなの党
なども共同提案に前向きで、社民党も両案に賛成する方針だ。
両案とも24日採決で、野党が多数を占める参院では
問責決議案が可決される見通しだ。
柳田氏は21日午後、法務省内で記者団に対し
「私が国会を軽視したとか答弁を拒否したとか、そういう
ことは一切ない。それ(野党の批判)は少々、違うのでは
ないか。今後とも真(しん)摯(し)に、国会の答弁に
がんばっていきたい」と強調した。
<同志諸君!>
こうしてニュースを追っかけながらブログを書いていると、
民主党の政治家、特に閣僚の皆さんの定見のなさがよく
分かる。岡田幹事長の発言にしても、柳田法務大臣辞任に
関して19日夜には、「本人も深く反省して、『誠心誠意、
頑張りたい』と言っているので頑張ってもらいたい」と
否定しておきながら、21日のNHKの番組の中では、引責すべし!
と言及しているのだ。この発言をした段階で、厳重注意か、
更迭人事かを決め打ちしていれば、こうした事態にはなら
なかっただろう。
岡田幹事長の擁護発言の同日、渡部恒三元衆院副議長は記者団に
「(問責決議案が可決されれば)辞めていただくしかない。
その前に辞める選択もあるかもしれない」と自発的辞任に
言及していた。流石に長老ともなると、空気がよく読めている。
さあ、これからが菅内閣当会に向けた、警戒されている
文字通りの「問責ドミノ」劇場が開演されていくことだろう。
しかし、これを単なる菅内閣の瓦解に終わらせてはならない、
民主党政権を倒壊させ、政界再編に持っていかなければ
ならないのだ。
まだまだ、外堀を埋めに行ったくらいだ。
心して掛からなければならない。
。