普天間問題 県外固執
首相の甘さ 期限目前、まとまらぬ閣内
「県外移設、頑張りましょう」
3月26日夜、東京・赤坂にある韓国料理店内に首相、鳩山由紀夫の声が響いた。鳩山はこの日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「極力、鳩山としては県外に移設させる道筋を考えたい」と明言していた。秘書官らに囲まれ上機嫌の鳩山には、会見の余韻が残っていたのかもしれない。
当面は普天間飛行場のヘリコプター部隊を米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)陸上部に造る600メートルのヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)に移すものの、固定翼機の離着陸機能や訓練機能を九州各地の自衛隊基地などに移転させ、「普天間の機能を沖縄から5割以上県外に出すこと」(政府高官)に鳩山の主眼が置かれている。
3月中旬、県外移設は困難との見方が強まるなかでも、首相に近い外交専門家は「マスコミは間違っている。いまに首相は県外でやるぞ」と言い切った。米軍基地が集中する「沖縄の過重な負担」が常に鳩山の頭にあったという。鳩山周辺は「昨年の総選挙で県外を訴え勝利した。なんとか県外を形とすることに首相はこだわった」と解説する。
食事に後から加わった官房長官、平野博文は「県外」を繰り返した鳩山の発言を苦々しげに聞いていた。県外移設で丸く収まればいいが、容易ではない。しかも抑止力維持を重視する米側を納得させるには「県内移設」も同時に追求しなければならないとの思いがあった。平野は意を決したように口を開いた。
「あんまり、わーわー言わんとってくださいよ。真剣にがんばっているんですから…」
続2/5へ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100329/plc1003292234011-n2.htm
どうしょうもない、国防を軽んじてる内閣・・・
; ̄ロ ̄)
ほんと日本に不利な政策ばかりの不思議な政権。
すでにのっとられているような気分・・・と言えばしっくりくる。
。