http://blog.goo.ne.jp/rokochifukyosho なかまのぶろぐさんより 2016-08-29
台風10号は、太平洋側を北上し、関東から東北にかけて、上陸する模様です。
いまだ950hpaと、かなり強い勢力を維持しており、十分な警戒が必要です。
被害がないことを、心より祈念申し上げます。
さて、今日の高知は日中、時折雨雲が出ましたが、夕暮れにかけて晴れてきて、秋風めいた涼しい風が吹き始めました。
暑かった今年の夏も、終わりを告げようとしているのを感じます。
夏になると思い出すのは、祖母から人としての、大切な精神を教えていただいたことです。
私事であり、幸福の科学には直接関係しないかも知れませんが、生涯反省を含めて、つづらせていただきたく存じます。
思えば私は、とても信心深い家庭に育ちました。
今では、そのことにとても感謝しております。
しかし幼少年期の私は、神仏への信仰に対しては、どこか冷めているというか、一定の距離を取っていたと思います。
神仏を信じていなかったわけではないのですが、
「努力以上に幸せになろうとするのは、欲が深いのではないか?」という思いがあったと、今になって思えます。
ですから子供心に、すぐ神仏に頼ろうとするこの家族を、「もっと、人間としてやることがあるんじゃないか。」と、
当時は思っていた節があります。
そんな冷めた私でしたが、今は亡き母方の祖母だけには、まったく頭が上がりませんでした。
祖母は子どもの頃から体が弱く、ろくに学校にも行っていない方でしたが、頭が良く口がたち、
そして、ちょっとした痛みなどは、祖母がマジナイを唱えると、チョッチョっと治してしまうような、そんな不思議な力も持っていました。
このマジナイは、真言宗のマントラだと、生前に祖母は言っておりました。
そんな祖母と、高校時代の夏の午後に、私は神仏について話をしたことがあります。
私は祖母に、
「先祖供養が大事だと、おばあちゃんたちはすぐに言うけど、自分のことは、自分でやらないといけないじゃないかな。」
「人としてやれる努力があると、僕は思うけどな。」
と、問いかけました。
「ふ~。」
と、ため息をつき、祖母は私に問いかけました。
「お前には、大切なことが理解できていないようじゃ。」
「あの入道雲を見なさい。」
そう言って祖母は、夏の空を指差しました。
「夏の入道雲は、どんどんどんどん天に昇り、とても勢いがあるように見える。」
「じゃがな、昇りつめた入道雲は、いずれ自分の重さで、雨になって落ちていくんじゃよ。」
「覚えておきなさい。」
「所詮、人間は弱い。」
「神仏を否定したり、信仰を笑う・・・ということは、あの入道雲のようになるんじゃよ。」
すると、晴れていた空はにわかに曇り、ドシャブリの夕立が始まりました。
祖母は、
「なあ。バァの言うた通りじゃろ。」と、ニコっと、微笑みました。
そして、祖母はこう話を続けました。
「お前の言っていることは、一見正論に聞こえる。」
「じゃが、それはな・・・、神仏と、競うことになるんじゃよ。」
「神仏と競うものは、やがて自分の重さで堕ちて行く。」
「覚えておきなさい・・・。」
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台風10号は、東北北部から北海道渡島半島付近に上陸の恐れあり。その後は日本海に抜けるという史上初のコースをとる予想です
元禄地震 1703年12月31日2時ごろ 相模トラフ最大の巨大地震 更新 2016年08月26日