政府は尖閣諸島海域に日米共有の
海洋観測ブイを敷設せよ
アメリカ製 大
2012年07月22日(日)
木下まこと氏、ブログ転載
中国は先月から、「海洋観測予報管理条例」を施行しています。
この「条例」は中国では法律にあたるものですが、内容として
「中国が設置した施設や設備の破棄や撤去には、罰則」が
設けられています。
彼らは尖閣周辺海域を中国の領海であると主張していますので、
当然に当該海域に関わる事案についても、中国の国内法を適用、
執行しようとしてくるでしょう。
(参照:http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120530/mcb1205300502009-n2.htm)
参照のサンケイビズでは、中国が観測ブイを浮かべて日本側がそれを
撤去した事案を想定した記事内容もありますが、これは現実的に
あり得る「シナリオ」だと思います。
もし、現実となれば非常にややこしい話になることは間違いありません。
特に、今の日本政府の弱腰外交の対応では、海から周りを囲まれて
島を盗られかねません。
これは狡猾な因縁のふっかけかたというか・・まぁ、ほとんど
ヤクザ的な手口になりますね。
他人の敷地にガラクタを放り込んで、家主がそれを捨てたりしたら、
「俺の個人的財産を勝手に処分しやがったな!」ということですね。
「しかも、ここは俺の土地だ!」と言って暴れだす。
場合によっては、家主が恐れをなして放置している間に嵐が来て
吹き飛んでしまっても、「お前がどっかにやりやがったに違いない!」
と怒鳴り込んでくる気でしょう。
家主としては対策を怠ってはいけません。
単純に言うと、同じことを先回りしてやることですね。
日米同盟を視野に入れて、日米共同の「施設」としてブイを敷設すべきです。
できれば、ブイの頭に日米の国旗を付けて、大量に浮かべたいところです。
まぁ、しかし、米国もボランティアでは動かないでしょうから、
「資源開発調査の一環として」という枕詞をつけてあげるくらい
しても良いかと思いますよ。交渉事はwin-winでなければなりません。
資源利権の何割かは譲ってでも価値のある交渉です。
たとえば、そのブイに安物でもなんでもかまいませんが、カメラでも
つけてあげれば、これは日米共有の防衛施設である、という言い方も
可能です。それが中国によって破壊されたり撤去されようものなら、
日米同盟に基づいて日米軍は共同して当該施設防衛にあたる
作戦行動を展開できるわけですから、非常に筋のいい防衛オプションが
一つ加算されます。
実に低予算で実現可能な抑止力強化策となります。
やるべきです。
木下まこと
http://ameblo.jp/kinoshita-makoto/entry-11309359861.html
転載、させていただいた記事です
。
左翼に負けてはおられません。