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“山村”を“漁村”に変える技術

2011年04月07日 00時05分38秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

“山村”を“漁村”に変える技術

佐藤なおふみ氏ブログ転載

http://satonaofumi.blog68.fc2.com/blog-entry-267.html

3月11日に起きた東日本大震災の津波の被害により、
東北地方太平洋沿岸部の漁業が壊滅的打撃を受けました。

一日も早い復興を願いつつ、新たな復興案の一つとして、
「山村で行う魚の養殖」に関する内容についてご紹介いたします。

この話は、『未来はこうなる!』(幸福の科学出版刊)に
詳しく掲載されています。

近い将来、人口爆発により起こるであろう世界的な食糧難に
備えて、海水を使わず、場所も選ばない、魚の養殖技術を
研究している方がいます。
岡山理科大学の山本俊政准教授です。

家畜には、例えば人畜共通感染症の危険性がある口蹄疫や
鳥インフルエンザがありますが、魚にはそれがないため、
食糧として世界中で需要が増加しています。

特に中国での伸びは著しく、刺身や寿司、ふぐ料理など
日本食ブームが追い風となって需要が爆発的に増加し、
今や魚の漁獲量・消費量共に世界第一位を占めています。

一方、このブームを支える日本の養殖産業では、様々な
問題点が発生しています。魚の養殖が盛んになるにつれて、
養殖密度が高くなり、潮の流れが悪化し、寄生虫がついたり
、病気が発生しやすくなっています。

この寄生虫を駆除するのにホルマリンが使われていますが、
魚がホルマリン漬けになり、海の汚染も年々進んでいます。

そんな中で山本氏が開発したのが“好適環境水”という
魔法の水です。
現在の海水に含まれる成分は塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、
硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、塩化カリウムなどおよ
そ60種ありますが、その中から魚にとって本当に必要な成分を
調査した結果、カリウムやナトリウム、その他数種類の成分
のみであることがわかりました。

そこで淡水にこれら必要最低限の成分を混ぜて作り上げたのが、
“好適環境水”です。
この水を使うと、なんと海水魚と淡水魚を一緒に飼育できる
と言います。

“好適環境水”の利点は、主に四つあります。
まず一つ目は、“好適環境水”は人工的に作られた自然界には
ないものであるため、海水、淡水内の病原体は繁殖することが
できません。
従いまして、ホルマリンなど危険な薬に頼らずに、魚を病気
から守ることが可能になります。

二つ目は、作り方が簡単なので山の中でも養殖が可能で
あるという点です。
“好適環境水”は、淡水に数種類の成分を混ぜるだけで、
簡単に作れるため、養殖場を海辺に作る必要がなくなります。

三つ目は、コストがかからない点です。
これまでも陸上養殖の試みはありましたが、人工海水代や
冷暖房費にコストがかかりすぎるため、
閉鎖に追い込まれています。

しかし、この“好適環境水”は、近くの川の水や水道水が使え
るため、人工海水の60分の1のコストで済むそうです。
閉鎖された鉱山の坑道で養殖を行えば、自然に温度が年中
20度前後に保たれているため冷暖房費も必要ありません。

四つ目が、“好適環境水”を使えば、海水魚、淡水魚がエラを
使っておこなう浸透圧の調整が必要なくなるため、
その分負荷がかからず、魚の成長速度が速くなります。

山本氏は、三ヶ月間で山の中でトラフグ・ヒラメ・タイを
育て上げることに成功し、出荷を実現しました。
そして山本氏の次のターゲットはハマチとシマアジ、そして
最終目標はマグロだと言います。

“好適環境水”が、養殖概念を変え、東北を始め日本中の
漁業に新しい息吹を吹き込み、世界中の需要に応えること
ができる輸出産業に成長することを、心より願っております。


佐藤なおふみ

 


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