韓国はウォン高進み、輸出産業にダメージ
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【韓国経済】ウォン高進み、輸出産業にダメージ
韓国は「安倍リスク」のせいと強調[01/04]
http://matomelog.ldblog.jp/archives/21937010.html
韓国で、ウォン高による国内経済の悪化が懸念されている。
自動車や電機などの輸出産業が経済を支えてきた韓国にとって、
ウォン高は輸出産業の業績悪化、さらには雇用や消費の低迷につながる。
そのウォン高の原因を、韓国メディアは「安倍リスク」と呼び、
警戒感を強めている。
半年間で110ウォンの急上昇
ウォン高の背景は、欧米日の金融緩和政策や韓国国債の格上げ、
先進国に比べて高い韓国の金利水準――があるとされるが、
韓国の中央日報(2012年12月20日付)はその原因を、
「米国経済に対する期待感は回復したが、欧州経済は依然として底。
そこに『安倍リスク』が重なった」と指摘している。
「安倍リスク」とは、日本の安倍晋三首相が大胆な金融緩和策を
打ち出し、円安・株高誘導を進めていること。
なかでも韓国メディアは、安倍首相が衆院選前に言ったとされる
「日本銀行が輪転機を回し、無制限にお金を印刷する」という
セリフをことさら強調し報じている。
日本政府の「露骨」な円安誘導が気に入らないらしい。
円安はすなわちウォン高であり、韓国経済の柱である輸出産業の
危機を意味する。衆院選(12年12月16日)での自民党圧勝を受けた、
12月17日のソウル外国為替市場はウォン高が進んだ。
円で買ったドルを売ってウォンを買う、円売りクロス取引が増えて、
ウォンはドルに対して、前営業日(12月15日)に比べて
2.10ウォン高・ドル安の1ドル1072.50ウォンとなった。
ウォン相場は12年6月初めの1ドル1180ウォン台から、最近は
1070ウォン台へと5か月で約110ウォンも急上昇。2013年1月4日の
東京外国為替市場は1ドル1063.50ウォンと、1070ウォンを割り込み、
年末よりさらにウォン高が進んだ。
韓国の証券会社などはウォン高傾向が続くと予測。
13年1月3日付の中央日報は、
「今年はウォン高・ドル安が進み、為替レートが年平均1ドル1050ウォン前後
になる見通し」と報じ、一部では「年内に1ドル1000ウォンを切る」
との見方もある。
韓国政府は為替防衛に取り組む姿勢を表明してはいるものの、
「それでもリーマン・ショック時と比べて、まだウォンは安い。
まだまだ上がる可能性があるということです」
(第一生命経済研究所の主任エコノミスト、西濱徹氏)とみている。
「財閥系企業はドライな経営判断をする」
一方、円相場は2012年8月末に対ドルで78.3円だったが、日本銀行の
追加緩和と安倍政権の誕生もあって、2013年1月4日には87円台半ばまで
円安が進んだ。
急激なウォン高と円安は、韓国の輸出産業の競争力を急激に弱めている。
海外では韓国の輸出品価格は高くなり、日本の輸出品価格は安くなる
のだから、世界市場で日本企業と競争する韓国の自動車や電機、鉄鋼
などの輸出企業は、ウォンと円の為替動向に戦々恐々としているだろう。
なかでも、「けん引役」の自動車業界は11月に米国で現代自動車グループ
が販売したクルマの燃費の水増し表示が発覚。現代自動車もその事実を
認めているが、米国では燃費のよさを売りに急速にシェアを伸ばして
きただけに、ウォン高との「ダブルパンチ」だ。
前出の第一生命経済研究所の西濱徹氏は、「韓国の失業率は数字の
うえでは低いですが、このままウォン高が続けば、輸出産業の雇用にも
影響がでてくるでしょうね。もともと自殺者が多い国ですから、
数字に現れない実態面が気になるところではあります。
今はまだないですが、財閥系企業はドライな経営判断をするので、
生産拠点をいつ(国外へ)移すか、わかりません」と話している。
J-CASTニュース: 2013/1/ 4 12:27
http://www.j-cast.com/2013/01/04160228.html?p=all
・悪いことはすべて他人のせいにして自我を保つ
・民主党が円高にこだわり続けた理由がよく分かるね
(`・ω・´)
。