新春御法話『鋼鉄の法講義』如是我聞レポート。「世界の未来を平和的に切り開くのは、日本にしかできない。」
幸福の科学高知 なかまのぶろぐ ばくちゃんより2020-01-07
本日1月5日(日)、今年最初の大川隆法総裁御法話『鋼鉄の法講義』が東京正心館で行われ、全国の支部や精舎にも同時中継されました。
私は高知支部精舎で拝聴してまいりました。
いつもの年初の御法話ならば、大川隆法幸福の科学グループ総裁は、少しめでたい雰囲気の中、会員信者諸氏の前で、楽しげに語らうのが常です。
しかし今年は違っていました。
昨年末のエル・カンターレ祭御法話『新しき繁栄の時代へ』の時と同じく、とても厳しい表情だったのです。
そして言葉を選びつつも、時間を惜しむかのような語り口が印象的でした。
冒頭、新年早々に起きた、米軍によるイランのソレイマニ司令官殺害の件に触れました。
なんと、御法話前夜、亡くなったばかりのソレイマニ司令官の霊が、大川隆法総裁のもとに訪れたというのです。
こんな話、話題作りでできるものではありません。
何を言ってもリスクばかりで、宗教法人として、何のメリットもありませんから。
2020年というのは、幸福の科学創設以来、ゴールデンエイジの始まる年として、活動の目標としてきた記念すべき年です。
「ゴールデンエイジを切り開くには、もっともっと乗り越えるべき時代の課題があるのだな。」
私は、常ならぬ大川隆法総裁の語り口から、そう感じた次第です。
御法話のポイントとして、
【POINT】
◆講演前日に大川総裁のもとを訪れたイランのソレイマニ司令官の霊が語った内容
◆欧米諸国と中東イスラム圏諸国の考え方の違いと文明の衝突を乗りこえるための視点
◆台湾の参謀総長が乗ったヘリコプターの墜落、再び姿勢を強硬化しつつある北朝鮮について
◆世界が混沌化していくなかで求められる個人の生き方、日本や世界のあるべき姿とは
◆トランプ政権が経済復興に劇的な成功を収めつつある戦略は、大川総裁が2009年から主張していた
◆国民や企業を国の管理下に置き、多額の税金を取って再配分する「大きな政府」の問題点
◆『トランポノミクス』(幸福の科学出版)にみる、いま日本に必要な税金に対する考え方
◆過疎地に人や企業を呼び戻すための減税政策について
◆虚業に走らず、社会に必要とされる実業で人々の役に立ち、実収入を上げる努力を
◆迫り来る中国経済の大崩壊について
◆砂漠の緑地化・食糧の増産など、地球温暖化がもたらす恩恵に目を向けることの大切さ
◆香港、台湾、そして尖閣諸島に迫る軍事的な危機、中国による威嚇行動について
◆習近平国家主席の国賓待遇来日について
◆強い信念を持ち、強い信仰心の下に生き、人間社会の発展と神の理想の実現を目指す
です。
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さて、今の時代の宿題は、大きく2つに分類されると私は考えます。
ひとつは、「中華人民共和国や北朝鮮など、共産主義国家の横暴をどう食い止めるか。」です。
共産主義はドイツのカール・マルクスが発案した経済理論ですが、その根底には無神論・唯物論があります。
そしてもうひとつは、イランとアメリカとの対立に見られるように、ユダヤ・キリスト・イスラム教と、
宗教の出自をほぼ同じくする中東問題です。
ユダヤ教は、3000年前にモーセが、エジプトから数百年奴隷生活をしていた
ヘブライ人を脱出させた際に、神から受けた啓示から始まります。
これと、その後ユダヤの地(現イスラエル)に降りた、数々の預言者(神の言葉を預かる者)の言葉をまとめた聖典が旧約聖書です。
ヘブライ人の末裔であるユダヤ人は、これを旧約とは言わず、「聖書」と呼びます。
キリスト教は2000年前にイエス・キリストが、「天なる父」から受けた啓示から始まります。
イエスの言葉は福音書としてまとめられ、新約聖書と呼ばれています。
キリスト教徒は、旧約聖書と新約聖書を合わせて「聖書」と呼びます。
イスラム教は1500前に、今のサウジアラビアで、ムハンマド(マホメット)に降りた神の啓示を、
そのまままとめたコーランをもとにしています。
イスラム教では、新旧聖書で語られている言葉を、当時の預言者が語った神の言葉とし、尊崇の念を持っています。
ですので、新旧約聖書にコーランを加えて聖典としています。
始まった年代も創始者も、地域も少し違いますが、これらは聖典を同じくする宗教ですが、
長い年月の間の民族間の紛争などで、対立のくびき、憎しみの連鎖から逃れられないでいます。
要は、今の世界がひとつになれず、幸福な未来を築く上で邪魔となっているのは、「思想問題」なのです。
これら無神論国家の横暴、そして中東を基軸にする宗教対立は、日本が思想を理解し、
憎しみや邪見を打ち砕くことができれば、解決可能な問題でもあります。
事実、日本には、聖徳太子の時代に仏教と神道の戦争があり、その後の国家の方針転換によって、
宗教紛争を解決に導いた歴史があるのです。
つまり今の世界は、「1500年前の日本」であり、ある意味で、世界が日本化すれば、平和な世界が訪れるのです。
また無神論・唯物論を基軸とする共産主義も、「科学的思考を理解した現代人が納得できる、
科学的な思考を内包する宗教」の布教が説得力を持てば、案外簡単に瓦解できると思っています。
人間は、知ってしまえば、知らなかったころの判断ができなくなるからです。
日本は共産主義国家の矢面に立つ地理的条件であり、しかも、全世界の宗教の内容を包括できる立場にある希有なる国です。
しかもユダヤ教・キリスト教・イスラム教社会は、今の日本に対しては親和性を持ってくれています。
だからこそ、仏陀は日本を選んで再誕したのだと、私は思うのです。
いや、世界の未来を平和的に切り開くのは、日本にしかできないのです。
続 https://blog.goo.ne.jp/rokochifukyosho/e/b1c20bd6640e2e7aa161eb0c972352e8
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