「円高が起きている原因」2
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本日は、参院選で静岡県候補として活躍した中野雄太氏より「円高が起きている原因」の2回目のメッセージをお届け致します。
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【中野雄太氏寄稿】
円だけがドルやユーロと比較して高くなっている理由は、最近の市場の動きと関連があります。
日本の日経平均株価に相当する米国の経済指標の一つに「ダウ工業平均株価(以後ダウ)」があります。
円高株安と歩調を合わせるように、ダウは1万ドルを切りました。
最大の理由は、米国内の中古住宅販売戸数が激減したことで、景気減速懸念が広まったためです。
つまり、投資家がアメリカの景気の落ち込みを予測して「ドル売り」に出ため、ドル安となったわけです。
一方、ユーロ安の原因は言うまでもなく「ギリシャ危機」の蔓延です。
加えてポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインの頭文字を取ってPigs(豚)と揶揄されるように、これらの国は全て財政赤字に苦しんでいます。
実はユーロ圏にとどまるためには国内の財政赤字がGDP比3%以内、累積債務はGDP比60%以内という制約があります。
この制約には全く経済理論上の根拠は無く、健全財政を目指すために欧州諸国が取り入れた基準値に過ぎません。
その結果、財政出動がしづらくなり、金融政策は独自にできないため、当然、不況を余儀なくされます。
こうしたユーロ圏特有の現象がユーロ安を招いているのです。(つづく)
中野 雄太氏
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