夕刊フジ連載コラム 「2つの中国…似て非なるものを痛感」が掲載されました!
1/29(日)夕刊フジ連載コラム「いざ、幸福維新」に
竜の口女性局長寄稿記事
「2つの中国…似て非なるものを痛感」が掲載されました!
2012年2月1日
「台湾を国として認めてほしい-」。
20代の女性が語ってくれました。
私は、1月14日、世界で大統領選などが相次ぐ
「選挙イヤー」の幕開けとなる台湾総統選を取材しました。
好調な経済という…
実績をアピールする馬総統を、対中傾斜に慎重で
初の女性総統の座を狙う蔡英文氏が猛追し、事実上の
一騎打ちでした。
私に話しかけてきてくれた女性は、日本の大学院に留学
した経験があり、台湾の未来をかけて、蔡氏の選挙応援を
していました。「日本に留学したとき、外国人登録に
『中国』と書かなくてはならなかった。
私は中国人ではありません」ときっぱり言います。
投票日前日の両陣営は、支持者が埋め尽くし、
かけ声が鳴り響きます。「加油!加油!」(がんばれ)。
各陣営とも大拠点に数万人、そして、地方の数カ所で
集会をします。芸能人やニュースキャスター、歌手が
応援にかけつけます。
私が台湾に入ったのが投票日2日前であったことも影響
していますが、一般大衆が「政治に関して自分の意見を持っている」
という点は重要です。
タクシーの運転手さん、道で会った人、誰に聞いても
「投票にはいかない」「関心がない」「期待していない」
「支持する政党や政治家はいない」という声を
ただの一度も聞きませんでした。
さて、台湾の将来を左右する国、中国では、
総統選の報道に厳しい規制をかけたといわれます。
民主主義的な選挙を見せたくなかったのでしょう。
>続きはこちら…
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120129/dms1201290811002-n1.htm
.