パリの経済協力開発機構
デフレ脱出策をとるよう注文した。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091122/biz0911220754003-n2.htm
「デフレの国庫破壊」産経記事 抜粋
鳩山由紀夫政権は、ならば歳出削減しかないとばかり、
手当たり次第に予算を削ろうとする。
八ツ場(やんば)ダムなど「無駄な公共事業」中止
ばかりでなく米軍への「思いやり」削減や
政府開発援助(ODA)削減に動く背景でもある。
「事業仕分け」では効果に時間がかかるという理由で
次世代のスーパー・コンピューター開発予算まで
やり玉に挙げる。
テレビ向きの話題を提供しても、デフレ病解決への
本筋の道からはほど遠い。騒ぎの大きさに比べ、
予算削減達成規模はいかにも小さい。
まさに貧すれば鈍す、国内経済が混迷するばかり
でなく、日米同盟までおかしくなる。対外関係は縮小、
撤退が相次ぐだろう。弱い経済が弱い国をつくる。
じり貧の国庫が政府に正気を失わせ、民間から活気
を奪う。弱い日本は世界のお荷物扱いされよう。
宍戸駿太郎日米・世界モデル研究所所長は
「欧米の経済学者たちは日本がどうやってデフレ
から脱出するのか、かたずをのんでみている」と
証言する。日本のデフレ不況はせっかく回復しかけた
世界経済の足を引っ張る。パリに本部のある
経済協力開発機構(OECD)はとうとうたまりかねて
鳩山政権に代わって日銀にデフレ脱出策をとるよう注文した
。