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【内閣支持率】鳩山内閣、50代以下の全年代で不支持が支持を上まわりピンチ

2010年02月24日 00時24分43秒 | 旧・政治・経済、報道

【内閣支持率】鳩山内閣、

50代以下の全年代で

不支持が支持を上まわりピンチ

政治ニュースV 2010/02/23(火)  
〈調査期間〉2010-02-18~2010-02-23 10:00 am

  鳩山内閣の支持率は40代以上で一気に5ポイント前後悪化した。40代以下の年代では30%以下となったが、60upではまだ45%である。不支持率は50代と60upで有意に悪化した。今回、50代が不支持率優位に転じた結果、支持率優位を維持できたは60upのみとなった。

  政党支持率は民主も自民も冴えない。民主は浮動支持率を減らしており人気の低下が顕著。自民は国会で民主の減点狙いの質疑を展開しているが自党の得点には結びついていない。高齢自民はなぜか20代以下に限定するとNo.1なのだが30代から上で急落する。「みんな」は相変わらず40代以下が弱い。

  解散不支持票は40代以上で確実に減少しているが、20代以上、つまり選挙権がある
人はまだ圧倒的に解散不支持である。有権者は困っている。

  以下の分析で、支持率等の「増加」「減少」の統計的有意性の評価は、前回(二週間前)からの変化に着目してコメントしている。また、「最低レベル」「最高レベル」とはそれぞれ最低記録や最高記録から1ポイント以内に迫っていることを示している。また「最低」「最高」は2003年2月以降の期間についてのものである。ただし、60up世代については2007年8月以降となる。

  鳩山内閣 〈支持率〉
10代 19.7%(▲3.4←+ 4.4)
20代 23.4%(▲2.3←▲0.5)
30代 29.6%(▲0.9←▲0.4)
40代 30.0%(▲5.9←▲0.9) 有意に減少
50代 35.0%(▲5.3←+ 0.6) 有意に減少
60up 45.2%(▲3.8←+ 2.5) 有意に減少 

  鳩山内閣 〈不支持率〉
10代 56.9%(+ 6.2←▲4.0) 有意に増加
20代 53.5%(+ 3.1←+ 1.5)
30代 47.0%(+ 2.6←+ 2.5)
40代 43.1%(+ 2.4←+ 1.7)
50代 42.2%(+ 3.3←+ 2.9) 有意に増加
60up 36.5%(+ 2.5←▲1.0) 有意に増加 

  支持 内閣  vs   民主 vs 自民 vs みんな
10代 内閣 19.7% 民21.5% 自26.0% み 9.9%
20代 内閣 23.4% 民26.2% 自27.5% み15.2%
30代 内閣 29.6% 民31.7% 自17.3% み16.2%
40代 内閣 30.0% 民34.9% 自16.4% み18.5%
50代 内閣 35.0% 民39.0% 自16.2% み25.2%
60up 内閣 45.2% 民49.9% 自18.4% み29.7%

  コア支持率
     民主 vs 自民 vs みんな
10代 民 9.4% 自12.3% み 2.8%
20代 民12.6% 自11.7% み 4.3%
30代 民17.3% 自 8.6% み 5.0%
40代 民19.4% 自 7.8% み 5.2%
50代 民20.5% 自 7.1% み 6.7%
60up 民28.9% 自 8.5% み 7.9%

  浮動支持率
     民主 vs 自民 vs みんな
10代 民12.2% 自13.6% み 7.2%
20代 民13.7% 自15.8% み11.0%
30代 民14.4% 自 8.7% み11.2%
40代 民15.5% 自 8.6% み13.4%
50代 民18.5% 自 9.1% み18.5%
60up 民21.0% 自 9.9% み21.8%

  *( )内は過去2回の調査の変化量を示す。
*支持率 5段階評価のうち「支持」と「やや支持」の合計
*コア支持率 1党のみを他党より高く支持する票(「支持」または「やや支持」)
*浮動支持率 複数党を平等に支持する票(支持率からコア支持率を減じた値)

      *  *  *  *
今回の調査期間は2010年02月18日から02月23日午前10時まで。調査結果に影響を与えたと思われるおもな報道を以下にまとめる。

  「政治とカネ」の問題が民主党の足を、ひいては政治全体の足を、引っ張っている


  2月11日、石川議員は当初の意思表明に反して民主党を離党した。あるいは、離党を迫られたという見方もある。

  2月12日、衆院予算委員会で政策通の与謝野氏は、鳩山首相はじつは母親に政治資金を無心していたと、鳩山家の身内しか知り得ない会話を「証拠」に追及した。首相は答弁の際に動揺を露わにした。情報源とされた鳩山邦夫氏は後でこの事実を否定した。与謝野氏は質疑の中で首相を「平成の脱税王」と呼んだ。

  2月15日、民主党の小林千代美議員が北海道教職員組合から昨年8月の選挙費用を受け取っていたとの疑いで検察の捜索を受けた。

  週刊ダイヤモンド2月27日号で片山善博氏が「陸山会の土地購入はやはりおかしい」と小沢氏が避け得ないであろう問題点を理路整然と指摘している。

  2月22日のTVタックルに出演した自民の平沢議員は民主党について「ゼネコン、マザコン、日教組」とつぶやいた。

  小沢氏の不起訴が決まって、2月9日、鳩山首相は枝野幸男氏の入閣と幹事長留任をセットにして小沢氏から同意を取り付けたと報じられている。小沢氏と距離を置く姿勢のアピールだという。枝野氏は事業仕分けの中心人物として行政刷新推進への国民の期待を集めている。

  2月15日、菅直人財務相は消費税率の見直しなど税制全般の国会論議を本格化させる方針を表明した。

  2月17日、自民党参院の高齢議員の一人が国民新党に移籍した。これで参院の与党勢力は社民抜きでも過半数となる。自民党はバラけて行く。

  2月19日、政府は「国家公務員法改正案」閣議決定した。次官・局長級から部長級への異動について「降格ではなく転任として扱う」ことを可能にするのがミソだという。

  政府与党は、普天間問題について「やっている、かならず決着する」と言うが、傍目には案が散らかるばかりで一向に収束する様子が見えて来ない。

  2月18日、鳩山首相は名護市長と会談し、キャンプシャワブの海上も陸上も困難という民意を重く受け止めると発言したという。ところが2月20日、沖縄を訪問した平野官房長官は仲井真知事にベストの案ではなく「ベターになるかも知れない」と述べた。これに対して首相は「ベストを探す」と再度強調。国民新党が推すシュワブ陸上案も含めてあらゆる選択肢を検討しているというのだが、はたして検討が煮詰まっているのか堂々巡りなのか不信感が募るばかり。

  2月21日、長崎県知事選、東京の町田市長選、いずれも民主候補は勝てなかった。原因を鳩山総理と小沢幹事長の「政治とカネ」問題に求める論調が目立つ。

  2月12日からバンクーバー冬季五輪の報道が政治報道の時間を削ぐ傾向があった。

  2月19日 岡田外相は記者クラブに対してぶらさがり取材の廃止を通告した。フリージャーナリストにも開かれている週2回の定例会見で十分対応できているとの判断


  このような状況にあっても解散総選挙を望む声は大きくならない。Voice3月号で福田和也氏は国民の「アパシー、無力感、絶望感」を恐れると書いている。

  各年代別のサンプル数(レスポンス数)は以下のとおり。
15-19歳543 20-29歳564 30-39歳804 40-49歳1086 50-59歳1466 60up2037

  2007年7月の参院選直後のレス数を100%とした場合の今回のレス数の水準。
政治への関心レベルの一つの尺度と見ることができる。
15-19歳75.2% 20-29歳65.0% 30-39歳71.3% 40-49歳81.5% 50-59歳79.0% 60up93.8 %※当データは株式会社ライフメディアが運営する『iMiネット』の会員向けに行った調査結果です。(情報提供:株式会社ライフメディア)

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