首相、閣僚内定者が辞退 韓国、李明博政権に打撃
【ソウル=水沼啓子】韓国の次期首相に内定していた金台鎬・前慶尚南道知事(48)は29日、記者会見し、内定を辞退すると表明した。韓国青瓦台(大統領府)によると、文化体育観光相に内定していた申載旻氏(51)と知識経済相に内定していた李載勲氏(54)もこの日、李明博大統領に内定辞退を伝えた。
大統領府によると、李大統領は3人の内定辞退を受け入れ、後任の人選に着手した。報告を受けた李大統領は「残念だ。みな能力と経歴を備えた人たちなのに惜しい」と残念がっていたという。
金前知事は記者会見で「李大統領の国政運営にこれ以上迷惑をかけられない」と辞退の理由を述べた。金前知事は国会の人事聴聞会で、不正資金供与疑惑を追及されていた。申氏ら2人も不正疑惑を指摘されていた。
李大統領は、6月の統一地方選で与党、ハンナラ党が大敗したことを受け、今月上旬に内閣改造を発表。閣僚の世代交代などをアピールすることで、任期後半を迎えた政権の基盤強化を狙っていただけに大きな打撃となりそうだ。産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100829/kor1008291116002-n1.htm
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