田中前防衛局長の発言報道について
2011-12-06 井原義博氏のブログから転載
田中前防衛局長の発言報道について
普天間基地の辺野古への移設を巡るアクセス評価書の
提出期限(年内)が迫る中、なぜ内閣は提出時期を
明確にしないのか、という理由について、田中前防衛局長が
女性の尊厳を傷つけるたとえを用いて説明をした、
ということで、更迭されました。
田中前防衛局長が実際にどのような文脈で具体的に
どのように発言したのかが明確になっておらず、
事実関係については一方の当事者であるマスコミ
からの情報しか明らかにされていませんでした。
しかし、以下の点から、当初から
「何かおかしな事が起きている」という感じを持っていました。
・一川防衛大臣が本人に事情を聞いたところによると、
直接あのような表現はしていないが、そう解釈されても
仕方がない状況であった。
・この発言は酒場での懇談会の場で行われた。
・最初に発言を報じたのは琉球新報だった
(号外を出しています)。
琉球新報は沖縄の二大新聞の一つで、沖縄からの
米軍撤退の主張を従来より展開しています。
(もう一方の雄である沖縄タイムズも同様の報道姿勢を持っています)
普天間基地の移設問題については、野田政権が発足して以降、
アメリカから日米合意に基づいた移設スケジュールを
履行するよう要求されています。
それを受ける形で、政府は移設に先立ってアクセス評価書
を年内にまとめる方針を出しました。
また、日米の地位協定の見直しも具体的な進展がはかられ、
関係閣僚が次々と沖縄を訪れ、辺野古への移設に理解を
求めるなかで、沖縄の仲井間知事は移設反対の立場を
とりつつも、沖縄振興予算を今年度より30%の増加を
要求するなど、普天間基地移設を進める環境が少しずつ
整ってきているように見えました。
このような次期に、田中前防衛局長の「暴言」が報道されたのです。
これをうけて沖縄のマスコミは政府の対応が沖縄県民を
ないがしろにするものだと一斉に非難をおこない、
仲井間知事も政府に対する不信感をあらわにしています。
ここ最近、議員の舌禍が続いていますが、必ずしも報道
されているとおりの発言が行われたのか、はなはだ
怪しいケース(放射能をつけるぞ、発言など)があります。
特に沖縄では二大マスコミが反米の記事を大々的に報道しており、
県民世論を作り上げている現状がありますので、
当初の私の推測は、米軍の沖縄駐留に反対している
琉球新報の記者がアクセス評価書の提出時期を巡って
誘導尋問を行って、自社が報道するのに都合の良い
(売り上げが上がる)ような発言があったかのように報じた
のではないか、というものでした。
しかし、次第に当時の状況が明らかになりつつあります。
まず、懇談会は田中前防衛局長が呼びかけたもので、
完全オフレコの会合でした。
また、幸福実現党の沖縄県本部の金城タツロー副代表 に
よると、「防衛省が公表した内容によりますと、評価書を
いつ提出するのか、に関する話題の際、前局長は
「私から『やる』前に『やる』とか、いつ頃『やる』とか
いうことは言えない」「(略)乱暴にすれば、男女関係で
言えば、犯罪になりますから」という趣旨の発言をした記憶がある」
ということです。
ですから少なくとも前局長本人からの情報発信であったようです。
しかし、報じられているような明らかに女性の尊厳を
否定するような表現ではないようです。
琉球新報の記者にとっては、「棚からぼた餅」の発言だったと
思いますが、そもそも完全オフレコの会合であるのですから、
もし、報道するのであれば、記者はその場で本人
(そして同席していた他社の記者)に対し、報道すると
いうことを宣言すべきであったでしょう。
それがマスコミ人としての矜持でしょう。
http://ameblo.jp/muggle1009/entry-11099150586.html#cbox
これを許したら、何でも、ありになりそう。。
何か書かれはしないか。。
常に回りに気を使って。。
北朝鮮みたいに密告とかあって。。
今までもあったのではないか、、限度ってもんがある。
この時期の普天間の・・
それも国益を考えたら、明らかに
琉球新報の記者のやりすぎ。
どっちかというと、
( ̄◇ ̄;)マスコミにメスを入れるべき時期だ。
。