本物と偽物
2012年5月22日
北野光夫氏、ブログ転載
このところ、原発再稼働に対する発言を修正してきている
橋下大阪市長ですが、19日にはとうとう夏だけの
限定再稼働に言及したようです。
一見すれば、少しずつ正しい方向に舵を切っているようにも見えますが、
何の信念もなく、世論の動きに合わせてのらりくらりと
一番支持を得られるポジションを探っているようで、
いよいよ支離滅裂になってきています。
原発に関しては、同じく19日に、大阪、京都、福井などの
2府5県の71商工会議所でつくる近畿商工会議所連合会が、
早期再稼働の緊急要望をしたばかり。
こういう動きを察知して発言を修正してきているものと
思われますが、こういう政治家は信用できません。
今のところ、協力して消費増税を成し遂げようとする、
民・自への失望感から、大阪維新の会への国民の期待は
最高に高まってきていますが、
時間がたてばたつほどぼろが出てくるのでしょう。
今回の件で言えば、原発再稼働が必要なのは、
夏の一時的な電力需要を満たすためだけではありません。
火力の燃料コストと輸送リスクの問題、
電力供給の安定性の問題など
長期的な観点や安全保障上の課題を考慮するほど、
原発を安定的に動かしていくことの
重要性が高まってきます。
首都機能をバックアップできるような
大阪をつくろうと結成された大阪維新の会が
大阪だけでなく、
関西全体を沈ませてしまわないか心配です。
私たち幸福実現党は、必ず日本を再生させ、
さらなる高みへ導きますが、
選挙目当てではなく、一貫して正しい政策を訴える、
「本物の政党」はどこなのか、
国民の皆様が気づくのが早ければ早いほど、その為に
払う犠牲は少なくて済みます。
kitano
転載、させていただいた記事です
http://kitano-mitsuo.com/blog/2012/1718.html
,