幸福の科学高知 なかまのぶろぐ ばくちゃんより
サハラ砂漠とアトランティスのミステリー⁉
高知では急に涼しくなりました。
今年の夏、西日本はとても暑く、夏バテ気味だった私には、とてもありがたい涼しさでございます。
ただ東日本では冷夏が続いていたようですので、「今年の夏よ、もう少し頑張ってくれ!」という面持ちでございます。
この今の涼しさは、恐らくは太平洋を北上中の台風が、遠いシベリアあたりの寒気を、日本に引き込んでいるものと思われます。
ここ最近の、8月9月とは思えぬ涼しさのように、気象や気候は、短期間においては様々なことが起こりえますが、中長期的には、様々な地形や海流などの影響を受けます。
しかしそのような変動多き気象ではありますが、気象には鉄則というものがあります。
それによって、個別化されている様々な諸学問における”謎”が解けるときがあります。
真理とは、どこか一部の学問領域に収まるものではなく、まさにそれは、『神の属性』いや真理は、『神そのもの』なのです。
さて気象における鉄則で最も強い鉄則、真理の中の真理とは、「上昇気流がないと雨は降らない」というものです。
この「上昇気流がないと雨は降らない」という気象の鉄則から、古代のミステリー解読にチャレンジしてみたいと存じます。
上昇気流とは、読んで字の如く、「上に登ろうとする風」のことです。
上昇気流があるとなぜ雨になるかというと、空気中の水分が上空の冷たい温度で冷やされて、雨粒になるから。
上昇気流は上に上がる風ですので、空気を押し上げるので、その分気圧が下がります。
そう、上昇気流というのが、俗に、『低気圧』と言われるものなんですね。
この反対が『高気圧』
そう高気圧とは、下降気流のことなんです。
冷たい上空から地面に向かって降りてくる風ですけれども、これだと気温がどんどん上がって、湿度はどんどん下がるので、カラっと晴れるわけです。
つまり下降気流だと、絶対に、雨は降れないわけなんです。絶対に・・・です。
私の暮らす高知県は、北を四国山脈が塞いでいますので、南から湿った風が入ると、四国山脈に風が当たって上昇気流を起こし、雨になる確率が跳ね上がります。
高知県が夏場にたくさんの雨が降って、年間降水量1位の常連なのはそのせいです。
しかし冬場、北風の季節になると、雪雲は全部四国山脈がさえぎるので、高知では冬になると、からっからの北風が吹くだけで、ほとんど雨が降らなくなります。
「南国高知」と言われる所以でもありますが、高知でほんの少し積雪があれば、日本列島は雪まみれであることが多いのですが、それは地形と風向きによる、下降気流の発生によるものです。
ということで、四国という小さな島には、日本で一番雨の降る高知と、最も降水量の少ない香川が、山一つ隔てて同居しておりますけれども、この一見珍妙な現象は、「上昇気流がないと、雨は降らない!」という、気象における絶対的真理のためなのです。
さて、今日の舞台はアフリカの北部、世界最大の砂漠と言われるサハラ砂漠ですが、ここは典型的な砂砂漠で、荒れ地程度の砂漠ではなく、本格的に雨が降らない砂漠の典型的なものです。
上空からの衛星写真でも、エジプトのナイル川のほとりにしか緑の地域がありません。
しかしこの砂漠of砂漠なサハラ砂漠ですが、わずか数千年前までは、緑の大地だったことが分かっています。
それは3000年前に、エジプト~イスラエルで書かれた旧約聖書にも、今は住んでいないライオンなどのサバンナで暮らす生き物が書かれていますし、考古学的にも、北アフリカ地域が1万年前あたりから、急激に砂漠化が始まったことが分かっています。
たとえば有名なスフィンクスですが、これは近くにあるピラミッド群より創られた年代が古く、スフィンクス石像下部には、雨で浸食された痕跡があるんですね。
雨で浸食されたことのないピラミッド群は、この一帯が、完全に砂漠化して後の建築物なのです。
それを「人間の文明による、人為的な砂漠化」ということが多いのですが、上の衛星写真で見れば、熱帯雨林気候独特の中央アフリカ地域とサハラ砂漠は、ほぼ一直線の区分けがされていますが、これは偏西風による、「雨の降る地域と雨の降らない地域の区分」しか考えられません。
人為的な環境破壊なら、このような一直線の区分にはなれず、モザイク状に不規則な模様になるはずです。
大陸をまたいで、一直線に環境破壊することなど、絶対にできないからです。
そうこのように、世界最大の砂漠サハラは、かつては緑の大地であったわけですけれども、私は不思議でしかたがないんですね。
なぜならば、北アフリカサハラ地域は、「絶対に雨が降ってはいけない地域」だからです。
なぜ、「絶対に雨が降ってはいけない地域」なのかというと、「上昇気流が発生できない地域」だから。
なぜこの地域が、「上昇気流が発生できない地域」なのかというと、サハラの西の海には、寒流という、冷たい海流が流れているから。
寒流は海水温が冷たいので、上昇気流が発生しません。上昇気流=低気圧がないと、雨は降れません。
絶対に!振ることができないのです。
サハラだけでなく、北アメリカのカリフォルニア砂漠、南アフリカのチリ砂漠、南アフリカのナミブ砂漠、西オーストラリアの砂漠地域など、寒流がすぐ近くを流れている地域は、軒並み砂漠化しています。
つまり、『寒流⇒上昇気流が発生しない⇒雨が降れない⇒砂漠化』という一連の流れがあるわけで、西海岸にけっこうしっかりした寒流が流れている北アフリカサハラ地域は、いまだかつて、雨など降ってはいけない地域で、かつて緑の大地であってはならない地域なんです。
絶対に。。。
今、気象の鉄則により砂漠化しているサハラですけれども、ここがかつて緑の大地であるには、たった一つの原因しかないわけですね。
それは、「今、西アフリカ沖を流れてる寒流が、昔は、何らかの理由で流れていなかった。」ということしか考えられないのです。
昔は雨が降っていたのですから、砂漠化を促す寒流ではなく、雨を降らす暖流が流れていたはずです。
暖流は水温が高く上昇気流と、たっぷりとした湿度がありますから、暖流域では、豊富に低気圧が発生します。
ではどうすれば、海流の流れが激変するようなことが起こりえるのでしょうか?
それは以前も申し述べましたけれども、アトランティス大陸の沈没によって、それまでとは海流の流れる方向が、激変してしまったのではないかと思うのです。
つまり、アトランティス大陸によって、アフリカ西部に流れていたメキシコ湾流という世界最大の暖流が、大陸の沈没によって、ヨーロッパ方面に流れを変えてしまい、そして北アフリカでは、代わりに寒流が流れ込んできたとすれば、北欧ノルウェーのフィヨルドの地形も、北アフリカの急激な砂漠化も、すべてつじつまが合うわけなんです。
ノルウェーの大規模なフィヨルドは、氷河期の終焉説では説明不十分であって、ノルウェーの沿岸がほぼすべて不凍港であることなどから、「メキシコ湾流が流れ始めたことによる、氷河の急激な溶解」の方がつじつまが合っていると私は思います。
つまり、古代ギリシャのアリストテレスらが唱えたアトランティス大陸伝説は、本当だったと思うのです。
伝承などではなく、現代の地形や気象から見た見解ですが。
「伝説や神話、そんなのは迷信だよ」というのは簡単ですが、検証もせずにそう言い切るのは、「どちらが迷信深いかわからないのでは?」とも思います。
ということで本日は、経典『アトランティス文明の真相──公開霊言 大導師トス アガシャー大王』(幸福の科学出版)からトス神(エジプトではトート神)の霊言の一部と、経典『逆境の中の希望』(幸福の科学出版)の抜粋をお届けいたします。
(ばく)
続き
http://blog.goo.ne.jp/rokochifukyosho/e/c75653346a6c1ba53ece664fa5daa4f5
イマコ