これは
地雷ワードと言われているようです。
“らしさ”で相手を縛り付けている、
相手の意思を尊重していない、
自分の価値観を押し付けた、
そんな傲慢さを感じて
言われた方にとっては
『私の何がわかるというの!』
となりかねないのだそう。
そんな
使い方がちょっと難しい
「あなたらしくない」ですが
あるスナックのママさんは
この言葉を上手に使っているようです。
会社の帰り、
一人カウンターに座って
チビチビと飲みながら
上司の愚痴やら仕事の不満やらを吐き出し
次第に口調も荒々しくなり
周りのお客さんにまで
難癖をつけはじめたりして
イライラな感情が抑えられず
八つ当たりもいいとこ。
迷惑な客でしかない(ー ー;)
ママさんの心情としては
『タチ悪いーさっさと帰って欲しいわ』
でしょうけれど
そんなこと言ったら
火に油を注ぐだけ。
そこでママさんは、あの言葉を使います。
「あなたらしくないよ、どうした?」
『いつものあなたはこんなんじゃないでしょう。
今よっぽど辛いのね』
そんなメッセージを届けるのだそう。
すると
刺々しく凝り固まっていた心が
自分のことをわかってくれてる、
今の辛さに気づいてくれてる、
自分の状況を理解してくれてる人がいる、
と、
「らしくない」というひと言によって
「らしさ」を取り戻せるきっかけになるようなんです。
さすがーж・。(・▽・*)・。+
酔っ払いの相手は大変でしょうけれど
ストレスを吐き出す場を提供し
自分を取り戻すお手伝い。
今日も一日頑張ったよね、
本当にお疲れ様、と労って
また明日からも頑張ろう、な状態に戻して
家に帰してあげるのですね
( ´▽`)