やらない理由が欲しかったのかも』
そう思ったことがありました。
私が感じただけで
本当のところはわかりません。
ただ
その人の言葉に
私が感じていた違和感。
それは
やらない理由を探していたせいだと想像すれば
違和感はなくなります。
その人が
やらない理由を必要とするのは
やりたくない気持ちが生まれたからでしょう。
それでも
やりたくない、
と言わずにいたのは…彼女のプライド?
たくさんの経験がある人。
立派な実績がある人。
常に明るく前向きで
周りを励ましてきたムードメーカー。
これらはすべて
周囲の目に映るその人のイメージ。
その人にとって自分自身は
どんなイメージなのでしょう。
そしてその人自身の「今」は
どんなイメージなのでしょう。
いくつか並べた違和感のある言葉の数々。
あの人のことを思うと…
この人のことを思うと…
“やる”と言わない理由に出てくるのは
誰かのことばかり。
そして3日前。
その人は「やります」と意思表示。
その2日後に
怪我を理由にやれなくなった、と報告が。
怪我を心配する周囲の人々。
もちろん私もそのひとり。
負傷してしまったのは本当にお気の毒です。
ただ、
その人にとっての
やらない正当な理由が出来た
そんな気持ちも
私の中では生まれています。
その人のお怪我がはやく回復し、
以前のような意欲的なその人のお姿に
戻られることを祈ります。