先日、電車に乗っていましたら、
小さな男の子のそばにママ、ベビーカーを握っているパパ、そんな家族が私のすぐ近くに立っていました。
ママもパパも若そうで
顔は見ていませんが、ママの肩にはブランド品の【Chloe】の文字が大きく書いてあるバッグが下がっています。
パパの声が聞こえてきました。
「会社に着ていくマウンテンパーカー買ってよ」
ママは
「この前買ったマイケルコースのは?」
と言っています。
【MICHAEL KORS】もブランドものですね。
ご夫婦共にブランド品を身につけていらっしゃる、
そう言われてみれば、
この小さな男の子もおしゃれなお洋服を着せてもらってて…
そんなふうに
さりげなくチラ見しておりましたら
突然その男の子がしゃがんで
床を触ったんです。
そしたらママが
グイッとその子の腕を引っ張って
まあまあ強めな口調でこう言ったんです。
「ちょっと、なに触ってんの?汚いでしょ!
みんなうんこ踏んだ靴で歩いてるんだから、床にもうんこ付いてるのと同じだよ。もう、ママとも手つながないで!」
私はびっくり!
でも、ママの横にいたパパは
ママと一緒に息子を見てる。
つまり
普段からこういう感じなのでしょう(¯―¯٥)
服は人を作る、
確かにそういうものだと思います。
服装に気を使うことにより
髪や顔にも手をかけるようになったりしますね。
ただ、それだけではなく
気をつけたいもの、
身につけたいもの、
それは
立ち振る舞いや言葉づかいだと思うのです。
仕草、身のこなし、
これこそ
一日して成らず、でしょう。
なにげない動作や言葉には
無意識なままの習慣や癖が丸出しに。
所作にはその人の内面が映されると思いますので
いくら見かけをきれいに整えても、
所作が美しくなければ台無しになってしまいます。
「雑」を「丁寧」に。
私はそこに
少しずつでもこだわっていけたらいいな
と思っています。