いつもの野菜の直売所で
家主はスイカを買ってきました。
食後にスイカを切って出し、
私はキッチンのシンクの上で
立ったままスイカにかぶりつくことに。
ダラダラと流れ出すスイカジュースのことを考えると、これ以上ベストな場所はないように思いまして(笑)
上品なサイズに切り分けず、
顔をうずめるようにスイカを食べ進めていると
案の定、私の両手は肘までスイカが流れ落ち…
まさに私はスイカに全集中!
そんな絶好調なタイミングに、
「塩くれる?塩!」
と家主の声。
いつもの私なら
手を止め、
手を洗い、
言われたものを
持っていくところですが
「今ちょっと無理だから、自分で取りに来て」
言ってみました!!
言えたんです、私!!
スイカパワーでしょうか(笑)
家主はスイカにかぶりついている私の様子に気づき
「はいはい」
と、めんどくさそうに
自分で塩を取りに来ました。
いい調子です!
今後もこうやって
「ご自分でお願いします」と言うようにしていけば
家主の“お殿様気質”も変わっていくのかも。
家主を変えるためには
まず自分が変わらないと、ですね。
相手にやってもらおうとするのは大変。
言ったことにより機嫌が悪くなる、
それなら私がやっちゃった方が早いし丸く収まるし、
なんて思っちゃってたのですが
伝える手間を
こちらが惜しんでいてはダメなのですね。
『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』
(山本五十六)
人を動かすための行動。
自分が動くことよりも
知恵と忍耐と言葉選びが必要になり
自分にとっての試練となりそうです。