たとえ稼ぎが多くなくても
「成功している」と思えたりするもの。
自分がしたいことをするのに必要なお金さえあれば
別に他の人と比べてたくさんお金がなくても
「成功していて幸せ」である。
「社会が期待している成功像と自分を比較させる」というトリックが
社会が期待している成功像に到達できなければ自分は成功していない、と信じ込ませ
成功像に到達出来そうになければトライすることをやめさせてしまうのだ。
何の本に書かれてあったのか
今となってはわからない、この一部分。
このページだけを写真に撮ってあったのを
スマホのアルバムを整理していたら見つけました。
この時の私は
会社に、仕事に、疲れて弱って動けなくなっていた娘をどう励ますのが良いか
私自身も模索していたような時期で
元気が出そうな本を見つけては目を通していたように記憶しています。
ただ、
私がそれらの指南書の類から拾った言葉を並べて、その時の娘に伝えようという気持ちではありませんでした。
話を聞いてあげることを優先したい、
励ますよりもまず
声を絞り出せるまで待ってあげたい、
そう思っていました。
弱っている時に必要なのは、
きっと正論よりも同調です。
たくさんのエールよりも
理解されるという安心感を与えてあげたかったのです。
いつもひとこと余計なのに
必要な時にひとこと足りないのが、家主。
なんせ、待てないせっかちさん、
娘になにか言いたいのはわかりますが
「がんぱれー」と言ってみたり
「がんばらなくていいよー」と言ってみたり。
そして私には
「あの子はどうなの?」と聞くばかりでした。
私だってどうするのが正解なのか
わからずでいたのに。
そんな頃に
撮影していた、ある本の1ページ。
今回アルバム整理で目にしても
初めて読むような感覚でした。
全然頭に残ってないんかーい!ってことになっちゃいますね。
でもきっとその時の私には
しっかりと力を与えてくれたのだろうと思います。