席の前に立つ私、
私のすぐ後ろには後ろ向きで立つ人。
座席に座ってる人は
スマホを見てるか、寝ているか。
私のすぐ横に立っている男性の
リュックが見事に全開なのに気が付きました。
ベロンとめくれ下がった口の部分、
荷物検査できそうな程に中身は丸見え。
一瞬躊躇したけれど
男性の袖のあたりをトントントン。
「リュックが大きく開いてますけど大丈夫ですか?」
チラッとこちらを見て
面倒くさそうにイヤホンを外し
「なに?」という顔。
「リュック開いてますよ」
私がそう言うと
無言のままゆっくり背中に手を回し
リュックを前に引っ張りながら
器用に口のファスナーを閉じています。
親切心…なんて程のことでもないし
教えてあげて良いことをしたとも思っていませんでしたけど
なんだか余計なことを
申しましたでしょうか、私 ( ´・ω・`)
そんな気持ちになりました。
でもまぁ、
もしあのまま
声をかけずに見過ごしていたら
「教えてあげたらよかったかな」
なんて気持ちが自分の中に残った気がします…まぁ、ちょっとの間でしょうけれど。
だから、
後から自分がモヤモヤしないため、と思えば
これでよかったのです (・ᴗ・ )
相手が喜べば、それは「親切」
自己満足なら、それは「おせっかい」
( ー́∀ー̀ )