私はずっと運だめしか占い感覚で引いていたと思いますが
いつからか近年は
引いた結果の吉凶に一喜一憂することよりも
今の私への大事なメッセージを受け取る感覚になっていて、それが楽しみになっています。
今年の初詣のおみくじは【第三十五番 末吉】
かげくらき
月のひかりをたよりにて
しずかにたよれ
のべの細道
(出来るだけ身をへり下って
何事も我から進んでしないが良い
強いてしようとすると思わぬ災にあいます
つつしんで事を行え)
[末吉]は、順番的には凶のひとつ上。
ということで、
なかなか厳しめなお言葉を頂いた今年の始まり。
“調子に乗らず、
謙虚に、控えめに、慎ましやかに”
遠慮や我慢ということではなくて
“自分”を守ろうと必死にならないように、
そんな意味にとらえました。
“調和”ということかな、と。
環境との調和、
他者との調和、
自分との調和…
考えたらいろいろと見えてくるものがありそうです。
おみくじの裏面には
【神の教】が記されていました。
天地自然の法則(みのり)はやがて、
大神の掟し給う神の正道
自分の行為(おこない)、
自分の思想(こころ)が、
天地の法則に叶って居るか否か
常に吟味し反省することが肝要である。
とのことで
神の御心の現れであるという
この天地自然の法則を
私はよく考え、
向き合う必要がありそうです。
『なんとかなってるから、まぁいいか』と
やり過ごしてばかりの自分を改めましょう
という課題なのかもしれませんね(꒪꒳꒪;)
なすべきことをなす勇気と、
人の声に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、
知恵はこんこんと湧き出てくるものです。
松下幸之助