土曜日は何もできないだろうな~と思ってたら、子供達が『ねこのおんがえし』のビデオを真剣に見始めた。ヤッター!!今のうちや!!とばかり、パソコンのファイルを開く。
まずは、5枚童話。「えーっ!! 今頃5枚やってるのー!?」とつっこまれそうだけど…、だってカメの歩みなんだもん… 出すと決めたからには、ギリギリまで頑張りたい。
アイデアとして横書きで書いていたものを原稿用紙のファイルに植え替える。実際の植え替えは、さっきトマトをやったばかり。こちらも、「えーっ!! 今頃トマトー!?」とつっこまれそう。そこそこ芽が大きくなってからでないと、植え替えもうまくいかない。植え替えて育たなかったことがあるので、慎重にやる。
創作も同じ。原稿用紙のファイルにうつすのが早すぎると、そこで成長がピタリと止まってしまう。これで、何回失敗したか~。横書きのまま、シーンだとか台詞だとか、もう少し書いてから、うつしたほうがよかったかな…と反省したことしきり。
今回は植え替えると、まずまずの量。でも、原稿用紙の枚数を意識し過ぎると、話がふくらまない。全体的なボリュームは頭に入れつつ、ときどき目をつぶって、シーンが浮かぶかイメージしながら書いていく。おー、今回のわたしはすごく慎重。 うーんうーんとうなりながら考えるけど、5分に1度はへこむ。(これ、ほんまに完成するかなぁ。面白い作品になるかなぁ)
そんなときは、自分のお尻をたたいてくれる本を読む。季刊誌みづえの秋号。五味太郎さんのインタビューが載っていた。 "絵本をつくるってのは「くらし」なんだよ"ということばに背筋がすっと伸びる。童話が書きたいから書いている。なら、もっと楽しもう。納得できる作品を書こう。
植え替えてシナッとなってた茎が、またスックと太陽をめざす。ああ、創作にとっての栄養って、こういうことかもしれない……。
よしっ、この調子だ!!と思ったら、突然、子供達が騒ぎ始めた。『ねこのおんがえし』のビデオの上から、パパが『ドラゴン桜』を重ね撮りしたらしい。家の中は、荒れ狂う子供達で台風のよう。 創作は中断。あ~、わたしの毎日は、いつもこんなかんじ。
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