2008年に出版された「ぼく、おばけです」。新学社さんが発行される月刊ポピーの付録として、毎年、新たに小学1年生になる子どもたちに届けられる絵本です。
先日、編集者さんが読者の方からのうれしい感想を届けてくださいました。
物語と同じように、お兄ちゃんのおさがりの自転車に乗っていた小学1年生の女の子。以前は、お友だちのキラキラした自転車を見て、「私も可愛い自転車がいい!」と話していたそうですが、「ぼく、おばけです」を読み終えた瞬間、「私まだあの赤い自転車でいいや! こわれるまで乗ってあげよう!」と言ってくれたそうです。
時々届く子どもたちの声が、勇気を与えてくれます。子どもたちに向けて、もっと心温まるお話を書きたいと思えたできごとでした。
絵本を読んでくれた女の子、声を届けてくださったお母様、うれしいお知らせを伝えてくださった担当者様、メールをくださった編集者さん、本当にありがとうございます。