【創作びより】

もっと器用な創作方法

いよいよ夕食に、生協で頼んだ富山の白えびとたらの芽を料理することにした。5時まで仕事だったんで、目がチカチカしたけど、みんな喜ぶかなぁと思うと、作る気力が沸いてきた。
れんこんやアスパラもあったんで、天ぷらにしようと準備を始める。だしも大根おろしも作って、あとは衣を作るだけという時、どこを探しても天ぷら粉がないっ!! うっそぉー。強力粉なら、あほほどあるのにぃ。6時50分、あわてて近所のスーパーへ買いに走った。
帰り道、ふと思った。生協で注文するようになって、メニューを考えるのがほんとにラクになったなぁと。珍しい食材がたくさん載ってるし、調理例が載ってるものや、炒めたり揚げたりするだけでいいものもある。
今までは、スーパーでお肉や魚を見て、そこから料理を考えるようなことをしていて、しんどかったなぁと思って、もしかして!!と気づいた。
創作でも、自分はすごくしんどいやり方をしてるんじゃないだろうか…。たとえば、キーワードから広げたり、テーマから広げようというのは、お肉や魚を見て料理を発想するのに似てないだろうか。創作も料理も何年もしているとワンパターンにはまっていく。
まして、自分の子供の頃を思い出して童話を書こうとしてたけど、それは子供の頃に食べた料理を思い出して作ろうとするほど、大変なことなのではないだろうか。
毎日の料理が、生協で頼んでラクになったように、創作ももっともっとラクなというか、うまい方法があるんではないかという気がしてきた。
そういえば…、昔、ある童話作家の先生の講演会を聞きに行ったとき、材料3つを組み合わせ、ストーリーを作っていく方法を教えてくださった。あれ?こんなにスムーズに作れるの?とびっくりしたほど、みごとだった。
すでにある話を自分なりに解きほぐして書かれた作品のことも教えてくださった。
きっときっと…、アイデアの組合せ方や、名作を活用することで、もっと器用な創作の方法があるような気がしてきた。
って……、生協のメニューから、そんなことを考えるのもへんだけど(笑) たらの芽はあっさりして美味しかった。白えびもカラアゲにすると、ビールによく合った。
みんなが寝たあと、出版社の目録などながめながら、ヒントがないかと探り続けた。

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