そうこうしてる間に、子供たちも起きてきた。10時過ぎ、最終原稿を打ち出す決意。
が! 「黒のインクリボンがありません」と出た。こ、こんな時にぃと思いながらも、そこは冷静沈着に。はいはい、ちゃーんと用意してありますよ~と、手順を見ながら交換。よし、これでOK。プリントアウトしようとしたけど、まだ「インクリボンがありません」のメッセージ。うそやん、今入れたとこやん…。
プリンターの電源を切ったり入れたり、パソコンも再起動したけど、やっぱりダメ。なんでぇぇぇ? 夫がやってきて、印刷設定のところなど、いじってくれた。それでもダメ。こんな時にどうすんのぉぉぉぉと思ってよく見ると、
「カラーのインクリボンがありません」
うぅぅぅ、一緒にいわんかいっ!! って、いうてるんか。はー、よかった。棚にインクリボンを取りに行く。と、ビニール破れてる!? げーっ、使用済み!!
「キャアアア~~~~ッ!!」
大人気ないけど、朝から悲鳴をあげてしまった。ほら、箱にもう1個あるやん、と冷静な夫に手渡され、ほっとした。
文章書く仕事をするなら、水や食料よりも、インクリボンや紙の補充は大切だと痛切に感じた。
ぶじに原稿を送り終え、遅めの朝食。お返事は夜になるということだったんで、その間に3枚童話に挑戦。久しく童話を書いてなかったせいで、ガツガツ書いた。
書きたいキーワードがいっぱいあるんで、まずはそれらを羅列して、思いつくままに、シチュエーションや台詞を書き込んでいく。名づけて、たこやき方式(笑) おこのみ焼き方式のほうがいいのはわかってる。
器の中に、いろんな材料を混ぜて、丁寧に焼く。ふわっと焼き上げるためには、絶対の絶対にパンパンたたいてはならない。豚肉は別に焼き、モダン焼きなどという優れ技を出すこともできる。チーズをのせてフタをする方法もあるが、ちょっとしつこい。
仕上げのソース、のり、かつおぶしも重要。これらは童話でいえば、ラストの台詞のように、余韻を残さないといけない…。1枚を渾身こめて丁寧に焼き上げるおこのみ焼き方式。
それがどうも苦手。たこやき方式で、いくつもの作品を並行して作っていく。
夕方、受話器をとると、FAX音。スタートボタンを押して受話器を置いたけど、「インクリボンがありません」の表示。こっちもかいっ!!! あわてて交換したのに、まだ「インクリボンがありません」としつこい。コンビニへ送ってもらおうか…と思いかけたとき、夫が取説を持って、来てくれた。「6と8のボタンを押すんやって」知らんかった~~~~。
かくして、無事、原稿を受け取ることができた。はぁぁぁぁ、すっかり文明の利器に負けている。
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さみー
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piano
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