今年、1年生になった三女の給食参観に行ってきました。家では、ちんたらちんたら何時間もかけて食べているのに、教室の窓からのぞくと、学校の給食はガツガツ食べている三女を見て、ビックリ! しかも、おかわりまで! そんなに美味しいのかと、味見したくなるほどでした。
この三女。新1年生になり、色々とやらかしてくれています。保育所に通っていたときは、行きも帰りも私が迎えに行っていたので、一人で外を歩くことはありませんでした。どこへ行くのも、必ずパパ・ママと一緒。
ところが、保育園を卒園し、小学校に通い出すと、行きは集団登校ですが、帰りはお友だちと帰ってくるか、一人きりになります。この一人がやばい! まるで、糸の切れた凧のように、あっちにふらふら〜、こっちにふらふら〜。
1年生になってしばらくは集団下校で、先生が子どもたちを家の近くまで送ってきてくれるので安心していたのに、始業式の次の日から、1時間も寄り道! 可愛いランドセル姿を写真に撮りましょう…と公園に行く親子について行ったようで、後日、同じマンションのママから写真をもらって、冷や汗が出ました。
ある日は、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴るので出てみると、三女の横に知らない女の子が立っていて、ぺこりと頭を下げて挨拶をしてくれました。近所ではあまり見かけないお友だちで制服姿なので、「どうしたの?」と三女にたずねると、「帰り道が怖いから、送ってきてもらってん!」と悪びれたようすもなく、バイバイとお友だちに手を振って、家に入って行こうとする娘。「ちょっと待った!」 聞けば、かなり遠くに住んでいるお友だち。うちから帰るときに何かあっては大変なので、逆に送っていくことに。「なんで? なんで? また一緒に道歩けるな」とお友だちのまわりを蝶のようにひらひらと歩く三女。ほんま長生きしますわ。
ほかにも、家に帰ってきてから公園に行くと言っていたのに、しばらくすると、知らないお母さんから電話。どうやら、お友だちの家にあがりこんでいたようです。パートから帰って、やれやれと思っていたのもつかの間。まったく知らない方の家に迎えに行きました。
よし、それなら一緒に公園に行けば大丈夫だろうと、公園について行くと、一瞬目を離したすきに、三女の姿が見当たらない! マンションの横の小さな公園なのに! あちこち探し回ると、男の子と二人で商店街をうれしそうにバタバタと走る三女を発見! 「どこ行ってたん?」「保育所、見に行っててん!」と息を切らせながら、悪びれた様子もなく答える表情は、ちょっとドヤ顔。「ママに言わずに?」「だって、先生に会いたかってんもん!」 横でブンブンと同意して、首を縦に降る男の子。あぁ、そうやね。二人とも同じ保育所の出身だったから…って、違う違う! 「ひとこと言って行くか、ママと一緒に行かな」と説明しても、キョトンとしている三女。そのつぶらな瞳の悩殺力はハンパない。今度からは一瞬たりとも目を離さず、見ておかないと…と反省させられます。
お姉ちゃんたちはしなかったことを平気でやってくれる三女。 おかしいなぁ、新1年生のママは2回経験してきたはずなのに、プレママのようにあたふた。翻弄されまくっています。
4月はかなり振り回されされましたが、5月は負けないぞぉ~