長女が3年間通った高校の卒業式でした。
合格発表の日、手を握り合って喜んだのが
つい昨日のようで、高校の3年間は、
親にとっても、本当に早かったです。
高2の夏に、突然、朝起き上がれなくなり、
電車にも乗れず、丸一日飲まず食わずで寝たきり…
学校に行けたり、行けなかったりという日々が
9カ月近く続きました。
それでも、なんとか卒業できたのは、
熱心に電話をくださった先生方や、
電車に乗って会いに来てくれたお友だちのおかげです。
体調が戻ってからは、毎日、洗濯機を2回まわしてくれて、
家事を手伝ってくれるなど心強い存在の長女。
生意気だなぁと思うこともありますが、
どんどん「個」が確立されてきて、
私とは違った価値観に驚いたり、学ばされたり。
先の見えない時期もありましたが、
信じて見守ってきて、本当によかったという思いと、
もうすぐ手を離れるんだなぁという寂しさが入り交じり、
感慨深い卒業式でした。