今年は不作でしたが、それでもしっかりと実をつけた夏みかん。
名前は「夏」ですが、収穫は冬にする果実です。
子どもたちと収穫をした夏みかんはさっそくキッチンに運ばれて小さい手で絞られました。
そしてお湯と砂糖を入れてかき混ぜたら美味しい夏ミカンジュースのできあがり。
心と身体にビタミンを補給して、寒い冬を乗り切りましょう。
今年は不作でしたが、それでもしっかりと実をつけた夏みかん。
名前は「夏」ですが、収穫は冬にする果実です。
子どもたちと収穫をした夏みかんはさっそくキッチンに運ばれて小さい手で絞られました。
そしてお湯と砂糖を入れてかき混ぜたら美味しい夏ミカンジュースのできあがり。
心と身体にビタミンを補給して、寒い冬を乗り切りましょう。
今年、関東地方は寒さに加えて、少雨のために乾燥が厳しい冬となっています。駐車場脇の夏みかんも裏作であったことに加えて、少雨の影響か例年より実が小さく、数も多くありません。
深谷市のすぐ隣は群馬県。上州の空っ風が吹きすさぶ寒さの中、子どもたちは元気です。
グラウンドでは中学生がバスケのシュート練習を続けています。先日はプロの試合を観戦して、その熱さが今も続いているようです。
以前は吹きさらしだった動物小屋のぶどうの木は、壁や天井を整備したので、子どもたちも動物も寒いこの時期も快適に過ごすことができまています。
高齢のポニーちゃんも、元気で過ごせていて何よりです。
「動物さん達、暖かそうだね~」・・・
以前もこのページでお願いをしたのですが、さんあいでは学習ボランティアを探しています。特に一時保護で入所してくる児童については保護されて対応方針が決まるまでの間、それまで通っていた学校に一時保護所から登校することが困難なケースがほとんどです。そこで、施設内では学習の時間を設けて、職員がそれぞれの子どもの進度に合わせた課題を用意して支援をしますが、異なる学年、異なる進度の子どもたち最大6人の学習ニーズを十分に満たすことは困難です。以前は、日中に来園して複数の子たちの勉強を見て下さるボランティアの方々がいらっしゃったのですが、ここでも人手不足は深刻です。
学ぶことは、衣食住と同じように生きるために必須のものであり、人格形成のために欠かせない基本的な人権です。生きる力は、学ぶことを通して培われます。
お志しのある方、興味のありそうな方へのご紹介、拡散、よろしくお願いいたします。
平安時代の宮中行事が由来とされる書き初めは、年明けに初めて毛筆で文字や絵をかく行事。
小中学生にとっては冬休みの宿題のひとつのようになっていますが、さんあいでは対象児童全員が交流ホールに集まって行います。ご指導に来て下さるご近所の先生の前では凛とした空気が漂います。普段は騒がしい子たちもいつもとは違う顔を見せてくれます。
小学生でもタブレットを使って、手で字を書く機会が減りそうな昨今、心をこめて字をしたためるこの行事はなくなって欲しくないと思います。
嫌いな人も多い蛇ですが、今年の干支です。
蛇は脱皮をしながら成長する生き物なので、再生や成長の象徴であるともされています。
旧約聖書創世記では、蛇は人をだます悪のイメージで描かれている一方、新約聖書では、キリストの復活の話しに用いられたり、賢いものの象徴としても描かれています。
学年が上がるごとに課題のレベルも上がります。それに合わせてしっかりとした字を書いている姿からも成長を感じることができます。
子どもたちが心をこめて書いた字を見ながら、何事にも強い決意をもって取り組もうと思いを新たにしました。
さんあい恒例の餅つきは、今年も年明けに行いました。子どもたちが皆、順番で木の臼と杵を使ってつきます。もち米は、NPO法人見沼ファーム21さまからいただいた「見沼ありがとう米」を今年も使わせていただきました。
まずは大人が下ごしらえ。湯気が立ち上る米を臼に入れて、最初はすり潰していきます。
その後は、杵を振り上げて餅をつきます。「初めて・・・」と云いながら、しっかりと腰が入った新任職員に、子どもたちから「よいしょ!」の掛け声が飛びます。
次は、今年2分の1成人になる小学生3人の出番。歳の数だけつきます。「1,2,3,4~」守られてきた1年1年をみんなで数えます。
大きい子たちはもちろん、幼児さん達も順番につきます。みんなでついたお餅に「おいしくな~れ!」
そうしてできあがったお餅を、さっそく皆で交流ホールに集まっていただきました。
お腹いっぱいになったら、次は2分の1成人式。さんあいでは生まれてから10年、ここまで守られて成長できたことを共に感謝し、次の10年も明るく、楽しく、希望に満ちたものになるように祈る時でもあります。
「将来の夢は?」という質問に、「動物にかかわる仕事がしたい」「NBA選手になりたい」とはにかみながら答える10歳たち。職員の「今、思い描いている夢が将来、変わっても良い。大切なのは心にいつも夢を思い描けること」という言葉に耳を傾けていました。
元旦の朝、子どもたちは交流ホールに集まって新年のあいさつをしてからお年玉をもらうのが、さんあいの恒例行事になっています。子どもたちは大晦日の夜は遅くまで起きてテレビを見てゆっくりと過ごします。なので一般家庭同様に朝食も少し遅めです。交流ホール集合時間は10時ですが、お年玉を早くもらいたいので遅れてくる子は一人もいませんでした。
皆で新年の挨拶をした後で、「昨日の夜にテレビは何を観た?」 の理事長先生の質問に「紅白」、「逃走中」と答える子が圧倒的に多かったようです。
お年玉は当然ですが年齢に配慮して用意されます。みんなの嬉しそうな顔を沢山見られるのは元旦に出勤する職員の役得です。
最後は、2026年(うま年)まで、子どもたちと職員が事故や病気から守られますように、世界で紛争が終結しますように神様にお願いして終わりました。
大晦日。外泊に出かけない多くの子たちが、さんあいで年越しをします。厨房では今年もおせち料理を準備して、各部屋に配っていきます。
よく見ると門松があります。お正月を演出する小さな心づかいがうれしいです。
そんな年末、ねむのきは近隣に開設することになった地域小規模にお引越しでした。
新年を新しいホームで迎えます。
中庭は風もなく穏やかで、いつも通りの風景です。
カレンダーが一枚めくられるだけですが、「新年」というと何か気持ちが新たになるのはどうしてなのでしょう。子どもたちと一緒に、何か新しいことに挑戦してみたい心持になります。
今年のクリスマスも各地のご支援者の方々からたくさんの寄贈品をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
物価の高騰が止まらない中、運営の予算をそれに合わせて増やすことは困難です。皆様のご支援は子どもたちの生活に彩りを与え、同時に養育目標である「思いやりのある子」の基礎となる地域や社会の方々から思いやられている経験を子どもたちに与えてくださっています。
企業や労働組合、各種団体からいただいたものの一部ですがご紹介いたします。
また個人の方からいただく様々な形でのご厚志も感謝です。クリスマス・イブにはひとしれずさんあいの玄関におもちゃなどのプレゼントを置いていって下さるサンタさんもいます。
Vtuberの九条さんは、今年も仲間に呼びかけて集めたくさんの生活用品を含む寄贈品をお持ちくださいました。さらにはプレゼントだけでなく、子どもたちにVtuberとはどんな仕事なのか、実演までしてくださいました。
そしてスーパーカーに乗って、今年もサンタルギーニの皆さんがプレゼントを携えやって来て下さいました。
ご寄贈いただくだけでなく、日々、さんあいを含む社会的養護の下にある子どもたちのことを覚えてエールを送ってくださるたくさんの「サンタさん」の上にクリスマスの祝福が豊かにありますように祈ります。
今年も来ました!さんあいクリスマス会!!
毎年、同じようにするクリスマスですが、なぜだかうきうきしてしまうのが子どもたち。さんあいのクリスマスは、プレゼントをもらうだけでなく、みんなで喜び、みんなで楽しむ、がモットーです。
最初は礼拝。理事長先生からのクリスマスの意味についてお話しがありました。続いて厳粛な雰囲気の中、キャンドルに点火しました。
続いて祝会です。はじめにサンタクロースが登場。そして美味しい食事をいただいて一息ついたら、お楽しみの出し物の始まりです。
最初の出し物はワクノビクラブ。先日の練習の成果がこれ。そう「ノアの箱舟」でした。
幼児さんの出し物。かわいい歌声でみんなの視線を一身に浴びていました。
小学生のマジック。昨年は事前に録画したものを披露しましたが、今年は皆の目の前で実演。種も仕掛けも見えないよね?!
男の子のダンス。近年は女の子に押され気味でしたが、今年はヘビーローテーションで巻き返しです。
女の子のダンスは職員の指導もあり、息がぴったりあっていました。
最後は新任職員の出し物。いろいろなクイズあり、ゲームあり。そして最後は子どもたちも交えてのダンスで終了。「えぇ、もう終わりなの?」という声が出るほど盛り上がった会となりました。来年が待ち遠しいですね?!
週末のクリスマス会の日が迫ってきました。職員が準備に追われる中、役割がある子どもたちも準備に余念がありません。
こちらはダンスを披露するべくレッスンに励んでいます。
こちらは・・・・何やらペープサートのようです。
何のお話しか?もうおわかりですよね?!
本番で、うまくできてもできなくても良いのです。みんなの前で自分が練習したことを表現したい、その思いが大切です。
今年もどんなタレントが発揮されるか、今から楽しみです。