なんとなく選んだコーヒー牛乳5選
王田土人
こんにちは。王田土人です。
前回は「おいしいコーヒー牛乳のであい方」という記事で、おいしいコーヒー牛乳を何となく見分ける方法をご紹介しました。
今回は、具体的に5種類のコーヒー牛乳を紹介してみたいと思います。
その前に、おいしいコーヒー牛乳を何となく見分ける方法を、軽くおさらいします。
その前に、おいしいコーヒー牛乳を何となく見分ける方法を、軽くおさらいします。
パッケージの裏面を見て、
- 生乳の使用割合を見る→50%以上
- 原材料を見る→5つ以下
- 無脂乳固形分、乳脂肪分を見る→2.0%、5.0%以上
このうち、2つの条件を満たしていればOKということでした。
今回はこの他に、「東京都内で手に入り(取り寄せはしない)、それぞれ味の傾向が違う」という基準を2つ追加しました。
では早速。
(※価格は購入できる場所によって変わるため、多少の幅を持たせています)
◆
1.白バラコーヒー
・購入できる場所:成城石井
・価格:100円程度(200ml)、
・生乳使用割合:70%
・無脂乳固形分:2.5%
・乳脂肪分:5.9%
・原材料名:生乳、コーヒー抽出液、果糖ぶどう糖液糖、砂糖
・製造者:大山乳業農業協同組合(鳥取県)
前回も挙げましたが、私がコーヒー牛乳にハマるきっかけとなった、大好きなコーヒー牛乳。
生乳を70%使っているので牛乳感が強いです。味付けも甘めですが、意外とすっきり飲めてしまうのが特徴。
ですが、それ以上何がおいしいのかと突っ込まれると、もうよく分からなくなっています。
何回も飲んでいるので、これじゃないとダメだという域に達しています。味噌汁のような感じですね。生まれてきてくれてありがとう。
成城石井へ行けばまず間違いなく手に入ります。
ちょっとお高めのデパートにも置いてあることがあります。
というより、ちょっとお高めのデパートは、おいしいコーヒー牛乳や珍しいコーヒー牛乳に出会える確率が高いので、必ずチェックするようにしています。
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2.高千穂牧場カフェ・オ・レ
・購入できる場所:各コンビニ、スーパーなど
・価格:150円程度(220ml)
・生乳使用割合:75%
・無脂乳固形分:2.6%
・乳脂肪分:6.2%
・原材料名:牛乳、砂糖、コーヒー抽出液
・製造者:南日本酪農協同(株)(宮崎県)
高千穂牧場カフェ・オ・レ。
これは割りと見たことがある人多いんじゃないでしょうか。
牛乳感と甘さが強いところは白バラと似ていますが、高千穂の方はまったりとしています。
コーヒーの苦みも、白バラよりさらに弱い感じがします。
このコーヒー牛乳の素晴らしい点は、とにかく簡単に手に入ることです。
どこのコンビニやスーパーでも、かなり高い確率で置いてあります。
白バラを始め、他のコーヒー牛乳はどうしても売っている場所が限られているという難点があります。
高千穂は簡単に手に入るうえ、生乳75%使用とかなり優秀です。
正直なところ、おいしいコーヒー牛乳を簡単に飲みたいと思ったら、あれこれ探さずに、先ずはこれを買っておけば間違いないです。少し値が張るところが難点ですが。
ちなみに、高千穂と味の傾向がよく似ているものに、「酪王カフェオレ」というのがあります。
Newdays に売っています。生乳は50%使用。こちらもおすすめです。
さらに、酪王ブランドには、「いちごオレ」という伏兵がおり、こちらはいちご牛乳界の最強候補だと思っています。
(画像は酪王オンラインショップのものを使用しています)
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3.よつ葉ミルクコーヒー
(画像はよつ葉乳業オンラインショップのものを使用しています)
・購入できる場所:成城石井
・価格:100円程度(200ml)
・生乳使用割合:50%
・無脂乳固形分:1.8%
・乳脂肪分:4.6%
・原材料名:生乳、砂糖、コーヒー、乳製品
・製造者:よつ葉乳業(株)(北海道)
よつ葉ミルクコーヒーは、コーヒーの苦みが強く、甘さが控えめのスッキリ系。大人のコーヒー牛乳です。
よつ葉と同じく生乳を50%使用しているコーヒー牛乳と比べてみても、無脂乳固形分と乳脂肪分が少ないのが特徴です。
コーヒー牛乳は、コーヒーを味わいたい派と牛乳を味わいたい派にざっくり分かれると思っているのですが、よつ葉はコーヒー派の人におすすめです。
余談ですが、つい最近、パッケージが大きく変わりました。
味の方も変わったりしているんでしょうか。今度試してみたいと思います。
こちらも成城石井でよく見かけますが、隣に白バラコーヒーが置いてあることが多く、白バラに吸い寄せられてしまい、残念ながらあまり飲む機会がありません。ごめんね、よつ葉さん。
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4.ホウライのミルクコーヒー
・購入できる場所:ナチュラルローソン
・価格:140円程度(300ml)
・生乳使用割合:不明
・無脂乳固形分:3.0%
・乳脂肪分:8.0%
・原材料名:乳、乳製品、乳糖、カフェインレスコーヒー
・製造者:針谷乳業株式会社(栃木県)
ホウライのミルクコーヒーはオンリーワンの魅力があるコーヒー牛乳です。
パッケージに「牛乳由来の甘味でつくりました」と書かれているとおり、砂糖を使う代わりに、乳糖というものを使っています。
乳糖は、哺乳類の乳に含まれている糖質のことだそうです。
コーヒーも、カフェインレスコーヒーを使用しています。
甘さも苦さも控えめで優しい味ですが、独特のなめらかさが特徴です。
色々なコーヒー牛乳を飲んでいると、何となく味の傾向で似ているものがあったりするのですが、ホウライは似たようなコーヒー牛乳に出会ったことがないです。
ハマる人はハマるコーヒー牛乳だと思います。
私も結構好きです。
ところで、ホウライは生乳を何%使用しているのか表記がありません。
ただ、無脂乳固形分と乳脂肪分の数値がとても高く、原材料も少ない優等生なので、50%を切ることはないだろうと推測しています。
ナチュラルローソンで売っていることが多いので、気になる人は探してみてください。
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5.あつべつミルクコーヒー
・購入できる場所:北海道のアンテナショップなど
・価格:180円程度(180ml)
・生乳使用割合:90%
・無脂乳固形分:3.4%
・乳脂肪分:8.0%
・原材料名:生乳、砂糖、コーヒー抽出液、粉末コーヒー
・製造者:新札幌乳業株式会社(北海道)
最後に紹介するのは、あつべつミルクコーヒーです。
このコーヒー牛乳、個人的には暫定最強だと思っています。
いやあんた、散々持ち上げた白バラコーヒーが1番じゃないのか?という話ですが、おいしさだけを比べるなら、あつべつが一番だと思っています。
ただ、あつべつはとても高いです。
500mlの白バラコーヒーと180mlのあつべつが大体同じなので、白バラの2.5倍くらいの値段の差があります。
なので、コストパフォーマンスも併せて考えると、やはり白バラコーヒーが1番じゃないかなと思ったりするわけです。
特徴は何といっても生乳95%です。圧倒的です。
むしろ、残りの5%でどうやってコーヒーを表現しているのか。不思議です。
コーヒー牛乳は、生乳50%未満とそれ50%以上には明らかな違いがありますが、その先の50%~75%辺りまでは、正直なところ私の粗雑な舌では、違いがよく分かりません。
しかし、あつべつのような生乳90%超えに突入すると、牛乳感は明らかに別格です。
また、甘さと苦さのバランスはほどよく、正統派の味です。
銀座の交通会館にある、北海道のアンテナショップに行けば、6割程度(体感)の確率で入手できます。
それと、スーパーなどが北海道フェアをやっている時に注目すると、たまに置おいてあったりします。私は、見かけたら光の速さで買います。
が、今は時期が時期ですので、気になる方はお取り寄せされることをおすすめします。
(※「あつべつミルクコーヒー」は、「北海道ミルクコーヒー」に名称が変わりました。2020/5/29追記。)
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以上、5種類のコーヒー牛乳を紹介しました。
個人的には、どのコーヒー牛乳もぜひ試していただきたいですが、先ずはどこでも簡単に手に入る、高千穂カフェ・オ・レ辺りがおすすめです。
それでは。