ファイテンのチョッパーモデルを着用しているうちの旦那が最近それを「羽生くん」と呼びだした。
「お風呂入るからここに羽生くん置いていくわ」
てな具合である。
と、どうでもいい話題から入りましたサラ枕です。こんにちは
昨日は3月11日、しかも10年目ということで、しかもそんな日に羽生くんの大型写真集「光」が発売という特別な日でありました。
しかも!まさかの(サラ枕にとっては予想外の)羽生くんからの特別なメッセージが発信され、結果的にその羽生くんのメッセージが中心となって色々考えることとなった日でありました。
羽生くんのメッセージについてはこの後全文このブログにも残しておきます。
羽生くんのメッセージからは、この10年間の思いと葛藤がとても伝わってきて胸が切り裂かれる思いも感じましたまた、他者への配慮に満ち満ちた文面、そして他者に寄り添う文面…26歳の若者がこんな境地になり、こんなメッセージを書けるのか…
そしてそれは羽生くんにしか書けないその唯一無二の立ち位置からのメッセージでありました。
そんな羽生くんのメッセージが多くの人々の心に響いたのを目撃して嬉しい一方、そんな大きな使命を背負った羽生くんの重荷というか、大きくなり過ぎた羽生結弦という存在に対する心の痛みが増していき、昨日は途中から辛くなってしまったサラ枕でもありました
羽生くん自身も一人の被災者なのに、多くの人民を励ます使命を背負い、人民もまたそれが当たり前のように扱っている。
羽生くんのメッセージをスポーツ紙が一面で大々的に扱ったり、SNSでもトレンドに上がるくらい話題になったりしているのを見て、そんな大きい存在になり過ぎた羽生くんを思い、一時、何ともしれん気分になってしまったサラ枕でありました…
そんな中、能登さん撮影の大型写真集「光」が我が家にやってきました。
封を開き、カバーから取り出し、その写真集をめくってみたら!
そこには等身大の、もっと身近な羽生くんの姿が沢山ありました 能登さんが写す羽生くんはやっぱりアットホームや!!!!
「家族アルバムみたいや」「これ、羽生くんのお母さんが見たら喜ぶに違いない!」
という感想がサラ枕の初見の感想であります
なんか、別の意味で泣けてきました
これからも等身大の羽生くんを応援したい!そのまま、完璧じゃなくていい、そのままの羽生くんを!!!!!
でも、昨日のメッセージの羽生くん、国民から期待されている羽生くんも、また羽生くんに違いないのです。
そんな国民の期待に応えようとする羽生くんも応援したい。
そう、自分の使命を認識し、覚悟を決めた羽生くんを。
…つまり、どんな羽生くんも応援したいということで、結局のところ、今までと同じということですね
ははははは
で、その羽生くんのメッセージ(最後に全文載せますが)で、印象に残ったこと、それについてのサラ枕の感想を少し書きます。
「頑張れ」という言葉への肯定。
確かに羽生くんは誰よりも「頑張れ」と言われた人物に違いない。サラ枕も今までブログに頑張れ!と沢山書いてきたし実際の試合会場でも頑張れーーーーー!!!!!と叫んだ事があるし心の中で何回頑張れ!!!と羽生くんに叫んだことであろうか。
サラ枕一人でもどんだけ羽生くんにがんばれ!言ってきたかわからないのだから、羽生くんが今まで受け取った頑張れの総量は一体どれくらいになるのであろうか
そんな羽生くんからの頑張ってという言葉への肯定は、今まで羽生くんに頑張れと言い続けた人達への肯定でもあり、その人達の心も救った。
また、最も頑張れと言われた人物からの頑張れの肯定は説得力がありすぎるし、誰よりもいろんな事を頑張ってきたと誰もが知っている羽生くんだからこその説得力である。
近年、妙に気を遣う人びとや風潮があり、「頑張れ」という言葉も逆によくない的な風潮がある中、羽生くんの頑張れへの肯定で気が楽になった人も多いに違いない。
サラ枕も、羽生くんが元気の間は思いっきり「がんばれー」と、羽生くんに叫ぼうと思う
次に、これはサラ枕最もが「おおお」と思った部分である。
『痛みは、傷を教えてくれるもので、傷があるのは、あの日が在った証明なのだなと思います。』
この境地を26歳の羽生くんが得たことである。
こんな境地を自分の体験から得ることの出来る人がどれだけいるであろうか?
以前このブログでも紹介したことがあるのだが、サラ枕の好きな脚本家・木皿泉のドラマのセリフがすぐ浮かんだ。
「ポッカリ空いた空洞は、いつまで経っても満たされない。だけどそれは大切な人がいた証拠だ。大切な人のために生きた証拠だ。」
このドラマのセリフは、名セリフの多い木皿泉脚本の中でも特に珠玉のセリフと私は思っているのだが(ドラマ「Q10」のセリフで、当時木皿泉夫婦は50歳を過ぎていたと思う)、それに匹敵する言葉を自ら紡ぎだす26歳の青年の人生を思い、また泣けてくるサラ枕であった…
そうそう、忘れてはいけないのが、このメッセージ全体からあふれる柔和な文体である。あらゆる読み手を想定してのこの文体にもまた泣けるのであった…
ということで、短い感想だし、何の結論にもまとめも出来ていませんが…羽生くんが東日本大震災から10年目に発信してくれたメッセージの全文を最後に載せて、一旦これで
何を言えばいいのか、伝えればいいのか、分かりません。
あの日のことはすぐに思い出せます。
この前の地震でも、思い出しました。
10年も経ってしまったのかという思いと、確かに経ったなという実感があります。
オリンピックというものを通して、フィギュアスケートというものを通して、被災地の皆さんとの交流を持てたことも、繋がりが持てたことも、笑顔や、葛藤や、苦しみを感じられたことも、心の中の宝物です。
何ができるんだろう、何をしたらいいんだろう、何が自分の役割なんだろう
そんなことを考えると胸が痛くなります。
皆さんの力にもなりたいですけれど、あの日から始まった悲しみの日々は、一生消えることはなく、どんな言葉を出していいのかわからなくなります。
でも、たくさん考えて気がついたことがあります。
この痛みも、たくさんの方々の中にある傷も、今も消えることない悲しみや苦しみも…
それがあるなら、なくなったものはないんだなと思いました。
痛みは、傷を教えてくれるもので、傷があるのは、あの日が在った証明なのだなと思います。
あの日以前の全てが、在ったことの証だと思います。
忘れないでほしいという声も、忘れたいと思う人も、いろんな人がいると思います。
僕は、忘れたくないですけれど、前を向いて歩いて、走ってきたと思っています。
それと同時に、僕にはなくなったものはないですが、後ろをたくさん振り返って、立ち止まってきたなとも思います。
立ち止まって、また痛みを感じて、苦しくなって、それでも日々を過ごしてきました。
最近は、あの日がなかったらとは思わないようになりました。それだけ、今までいろんなことを経験して、積み上げてこれたと思っています。そう考えると、あの日から、たくさんの時間が経ったのだなと、実感します。
こんな僕でもこうやって感じられるので、きっと皆さんは、想像を遥かに超えるほど、頑張ってきたのだと、頑張ったのだと思います。すごいなぁと、感動します。
数えきれない悲しみと苦しみを、乗り越えてこられたのだと思います。
幼稚な言葉でしか表現できないので、恥ずかしいのですが、本当にすごいなと思います。
本当に、10年間、お疲れ様でした。
10年という節目を迎えて、何かが急に変わるわけではないと思います。
まだ、癒えない傷があると思います。
街の傷も、心の傷も、痛む傷もあると思います。
まだ、頑張らなくちゃいけないこともあると思います。
簡単には言えない言葉だとわかっています。
言われなくても頑張らなきゃいけないこともわかっています。
でも、やっぱり言わせてください。
僕は、この言葉に一番支えられてきた人間だと思うので、
その言葉が持つ意味を、力を一番知っている人間だと思うので、言わせてください。
頑張ってください
あの日から、皆さんからたくさんの「頑張れ」をいただきました。
本当に、ありがとうございます。
僕も、頑張ります
2021年3月
羽生結弦
3.11以降も数多くの災害が日本を襲いました(世界まで入れたら膨大な数ですよね)。
その全てを一身に受けていたら、心も体も潰れてしまいますから、程々にしていただきたいところですが、あまりにも優しく繊細な心を持つ羽生さんは、すべての衆生を救いたいのでしょうね。
阿弥陀仏のように。
そんな崇高な羽生さんも尊いと感じますが、等身大の青年としての羽生さんもまた、愛しく感じます。
世界選手権、不安だらけではありますが、感染者を出すことなく安全に、そして、公正に行われますように!
そしてメッセージの素晴らしさに、ああ、この人は本当に才能あふれる優れた人だ、選ばれし人だとまた再確認しちゃいました。
誰の胸にもスッと入ってくる易しい言葉、小学生や外国人も想定しているかな、と思われるひらがなの多い文章。なのに、内容は彼にしか書けないもので深い、見事です。作家になったら芥川賞だって取れるでしょう。(≧∇≦)。
反響の大きさに最初は嬉しく、段々胸が苦しくなってしまいました。彼の存在はまた大きくなって、何処まで行くのか?空恐ろしい。サラ枕さんと一緒でしょうか?
震災から5年目の2016年NHK主催(でよかったでしたっけ?)のアイスショーがありましたね。あの時の大トリは羽生くんじゃなかった。(当時は、あれ?と思いました。テーマからしても)メディア各社も彼にコメントを求めはしなかった。それが世間一般の見る当時の立ち位置だったのですよね。
あれから5年、これは全て羽生くんの築いてきたもですね(´;ω;`)ウゥゥ
サラ枕さん報道ステーションの特集はご覧になりました?とてもよかったので、もしまだでしたら必見です(;´∀`)
あれを見て大震災チャリティー演技会のことが改めて気になりました。だって大恩人ですもの。あの時の関係者、観客全てに大感謝をささげたい。と思ってちょっとググって見ました。そして、色々知らなかったことを知りました。私が知らなかっただけかもですが、一回かぎりではなく2015まで続いたのだとか、高橋先輩が相当尽力していた(@_@;)のだ、とか彼が前面に出ていた、ということは、観客、関係者は・・・ということよね? とか。
その後の羽生くんの大躍進の陰で、あったことすら広く知られていない活動。(´・ω・`)💦
羽生くんはもちろん全て知っているし、決して忘れていない。こういうこともっと羽生ファンも知っていいんじゃない? と思いました。少なくとも私は気持ちが安らいだし、高橋さんのファンの気持ちが少しわかる気がしました。(悪質アンチは別 本当に罪深いですよ、こういうプラス面まで消してしまうのだから)
下記サイトご参考に
https://kobecharity-arch.com/
メッセージの最後の
僕も、頑張ります
に「。」がついていない!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そうですよね、羽生くんのメッセージは色んな人の心に響いたんですよね
それが羽生くんの本意なら本当に嬉しいことです
ファンというのは一般人よりも羽生くんについて詳しく知っている訳なので、色々余計な事を考えてしまいがちですし、羽生くんのような偉人のファンでいるのは心乱れることも多いですが、色々な羽生くんをそのまま肯定し、また、世間の色んな声も素直に受け入れながら、これからも心強く素直に応援していきたい!
そんな気持ちになりました
さて、次は世界選手権ですが
世界選手権について心配しだしたらキリがないくらい心配事項もありますが
羽生くんの選択を応援することに集中したい!と今は思っています!!
祈祷班にも参加したいです!!!!!
もう、祈るしか自分には出来ない~~~~
そしてポジティブな気を発信したいです!!!!
まず、「僕も、頑張ります」に「。」がついていないということについて!!!
ここにすぐに気付いた人は、真摯に羽生くんの言葉をじっくり読んだ人なんでしょうね
鈍感なサラ枕はそこまで気付いていませんでした…
「。」は文章の終わりにつける記号…
それを付けなかった意味…
羽生くんという人の繊細さ、天才が故の繊細さ、繊細だからこそ天才…そんな事がぐるぐる頭を駆け巡り…そのようなところまで配慮する繊細さを持っている羽生くんの金色の心を思い、また泣けてきました
羽生くんが作家になったらきっと芥川賞!私もそう思います!!その天才的発想でミステリーも書けるだろうし、繊細で優しい心をそのまま投影した文も書けるであろう…
作家以外にもあらゆる分野で成功を収めるに違いない。戦国時代に生きていれば名武将となり名を残していただろう…
まさに現代のレオナルドダヴィンチだと私はますます確信するのです。
でも、だからこその苦悩も同時に
で、報ステの特集は録画が失敗したもののYTで見ることができました!
プライムタイムにあのような特集を流してくれて感謝です
それで、チャリティー演技会について詳しい内容をありがとうございます!
当時、高橋先輩がその発起人だったというのは、Dオタさんがよく発信していたのでなんとなく知っていましたが何年も続いたことや詳細はしらなかったので、今回知れてよかったです。
そうなんです、なんか意地悪なDオタさんが嫌味のようにこの発起人は大ちゃんなのよ!とかアピールしていたので、なんとなくこれについてあまり知りたいと思ってなかったのですが
確かに、これについて紹介されるときに先輩の名前があまり出ないことについて、Dオタさんが不満に思う気持ちも分かりました…
なんだか、羽生くんファンとDオタさんは犬猿の仲で、水と油で、なでもかんでも反発し合ってしまっているようですが、認めるところは認め、何でもかんでも否定しない!という見極めは忘れてはいけないですよね…
これについて、またブログでも取り上げたいと思います
色々ありがとうございました
でも彼が一枚噛んだことで人が多く集まったり話題になった、なにより、羽生くんを温かい声援で包んでくれたあの時の観客の多くは高橋ファンだった、のですよね? そこは、認識して感謝しなきゃ、と思ったわけです。
高橋サンもあの時は「いい人」「いい先輩」だったはず。世界選手権直前だったのですよね。
きっと羽生くんはこの時の感謝を終生忘れない。その後何があっても(´;ω;`)ウゥゥ、なんじゃないかな~なんて思ったのです。
そうですよね、その当時は高橋先輩が日本のエースで人気も一番あった。
だからこその行動なんですね…
そして、Dオタさん達もこの頃は優しかった…
ですね…
羽生くんという人は…これは羽生家の品格でもあると思いますが、受けた恩は決して忘れない。
それが羽生結弦ですよね…