ペットのお寺「サラの苑」スタッフブログ

サラの苑 スタッフが、仕事の様子やプライベートをブログでお届けします。

心のなかで再開できる、お盆参り

2019-07-27 09:13:40 | サラの苑


すっかり晴れが続く熊本です。
このじっとりとした暑さ、まさしく「熊本の夏」という感じですね。

さてさて、今回の記事は「お盆」についてのお話です。

お盆とは、13日に「迎え火」をして、ご先祖の御霊をお迎えしてひとときだけ
家で過ごし、また16日に「送り火」をして浄土へと送り出す日本の行事です。
「迎え火」「送り火」のやり方は地域性があり、
玄関先で「オガラ」を焚き、お迎え・お送りされるところもあります。

熊本では、提灯を持ってお墓参りをして、その火種を提灯に
灯して御霊を導きながらお迎えし、
お送りするときは逆に家でお仏壇に参り、そこで火種を灯して
お墓までご案内するという方も多いと思います。
(ちなみに沙羅の苑の万燈供養、送り火については こちら をご覧ください)

ペットちゃんを供養する沙羅の苑でも
お盆を前に、ご来苑される方が増えてきました。

お参りができない方も、亡くなったペットちゃんを思い出し、
家族で「こんなことあったね」「あれが好きだったね」とお話しすることが
ペットちゃんの何よりのご供養になります。

ご供養とは「心のなかで再会する」ということ。
お盆のお参りは、「また会えたね」「また来るね」と心の中でペットちゃんと
お話ができる、温かい行事なのかもしれません。

その一方で、ご供養は「今そばにいる人やペットちゃんと
一緒にいることは当たり前でない」とあらためて気づくきっかけとなります。
お盆が、日常への感謝の気持ちを持ち「今を大事にしよう」と
感じる機会になればいいなと思います。




※※ご来苑される方にお願い※※
梅雨明けを迎え、沙羅の苑の営業部長・トラが、涼しい車の下に
潜り込む季節となりました(↑参考)。
ご来苑後、お帰りの際は、車の下にトラがいないかを
お確かめいただきますようお願いいたします!
(本当に、よく潜り込んでおります。何卒お気をつけを…)



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