ペットのお寺「サラの苑」スタッフブログ

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無財の七施(むざいのななせ・しちせ)という考え方

2019-08-05 11:47:37 | サラの苑


台風が少し心配な熊本です。
宮崎・鹿児島は台風が直撃しそうなので、
お住まいの方はお気をつけくださいませ。

さて、本日は、仏教の教えに関するお話です。

仏教で「お布施」というと、どうしても「お金」のイメージがあります。
しかし実は、お金を使わなくても、人に「お布施」ができる7つの方法があるのです。
それが「無財の七施」という考え方。
無財、つまり財産はなくとも、人に対してやさしく誠実であることで、
たくさんの施しができるという教えです。
その七施について紹介します。

1つ目は「慈眼施(じがんせ)」
やさしい眼差しで周りの人に接し、温かい【目】で見守ることです。

次は「和顔施(わげんせ)」
ゆったりおおらかに、にこやかな【顔】で接すること。

「愛語施(あいごせ)」は、思いやりの【言葉】を持って接するという意味。

「捨身施(しゃしんせ)」は、【身】をもって他人に尽くすこと、奉仕すること。

「心施(しんせ)」は他人の幸せを思って【心】配りすること。

「床座施(しょうざせ)」は、「どうぞ」の一言でものや場所を【譲る】こと。

最後の「房舎施(ぼうしゃせ)」は、他人に【休息の場を提供】すること。

暗い心を持ってしまうと、どうしても「自分優先」の気持ちがでてきます。
そうではなく、他人が喜ぶことを自分の喜びとできる生活を送りたいと思います。

すべてにおいて「無財の七施」の実行は難しいですが、
周りの人に対しても少しずつ「お布施」ができていければいいですね。


\そろそろ近づいてまいりました/
※沙羅の苑の万燈供養、送り火は事前のお申込みが必要です。
 詳しくはコチラをご覧ください  
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盂蘭盆会万燈供養のお知らせ
日時:令和元年8月10日(土)
   18時開場、18時半開式、20時終了予定
場所:公園墓地菩提樹園内 鐘楼堂広場
※参加無料
※駐車場あり、スタッフの指示に従ってください。
ただし限りがございますので、できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
問い合わせ:
沙羅の苑:096-211-3001
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※写真は、合同墓前の献花台のお花。
 メッセージが付いた花束もあり、皆様のお気持ちが伝わります。



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