Lunatics in the air

with maniac love of SHINJI TAKEDA
since 6 Jan 2006

サイコロ(その3)

2006-02-02 | ドラマ「神はサイコロを振らない」
※あくまでも武田真治マニア視点のサイコロ感想です※

「神はサイコロを振らない」“衝撃の”第3話。

リアルタイムで見た後、今2回目を見終わるところ。
衝撃の瞬間をもう1回ちょうど見終わったとこ。

白い羽根も、妖精の輝きも、
すっかりもぎ取られて震えているかのような
菊ちゃんの、その揺れる黒い瞳が、
私の胸をグチャグチャにしたまま消えてくれない。

このサイトの管理者が1話目で出てこなかった時、
手だけが映る暗い部屋の主は誰か?と考えたら
登場人物の中で当てはまる人がいるとしたら
それは菊ちゃんだけだな、と思ったのを思い出す。

それは、思っただけで忘れていた1つの思い付き。

2話を見終わった時点で、もうそんなこと忘れてた。
あんまり菊ちゃんが可愛かったんで、
このまんま最後まで行っちゃうような気がして。

今日は服が初めて赤ベースじゃなかったし、
最初から、おバカなこと言いつつテンション低めで
今回は菊ちゃんもちょっと落ち着いちゃうのかな?
と思ってちょっと物足りなかったんだけど、
でも、それも最後で一気にひっくり返ったというか
大逆点というか、逆回転で場外ホームラン?(笑)

私って、ホントこういうのに弱いんだな。
2面性というか、真逆の顔とかある人。
可愛いの大好きだけど、可愛いだけじゃなくて、
その逆みたいな顔持ってる人、激しくツボ!!
菊ちゃん!!君、狙ったようにツボすぎだよ!
好み知り尽くされてる?!おいしすぎる!(号泣)

この役、まるで真治用みたい・・・。
当て書きかと思うくらい。
だって、他の誰にこんな繊細な絶妙な表情が?
そして誰があんなに無邪気なかわいい笑顔を?
その上、その全然違うどちらの表情も、
有り得ないくらい無垢な無防備な顔なんだもの。
演じているのを忘れてるような演技。
見てるほうが、忘れちゃうような演技。
なんか久々に『キター!!』って感じでしたよ。
鳥肌鳥肌!ヤバイって~!

グッジョブ!このキャスティングしてくれた方!
パーフェクトキャスティングです!!!(>_<)

わかんないのは、なんのためにあんなサイトを
菊ちゃんがわざわざやってたのかってことだな~。
彼になんの利益が??単なる冷やかし???
この点はとりあえず少なくとも現時点の私には
全然想像付かないんで、来週を待つとしようっと。

来週の予告見る限りだと、
その辺り結構突っ込まれてお姉さんに怒鳴られて
お返しにひっぱたいちゃったりするみたいだし。
きっと何らかの理由が語られると思うので。


あーそれにしても、
来週はピンクに黒チェックのシャツなのね。
シャツ好きだー!!!これだけでも楽しみっ!
アッチに抱きしめられてる顔もいい・・・!!


今回も、衝撃のラストまでは
テンション低めながら可愛い菊ちゃんでした。

なぜか真治がお得意(=よくやらされる 笑)の
“カッコつけ君”が2回も出てきた!(爆)
うっははは!この急にキザモードになる演技って
どうして真治よくやらされてるんでしょねえ??
大好きだけど(爆)

「今日・・・いいよ」「準備、オッケー」のとこでは
テレビだとわかっているのに、反射的に
首筋から肩にかけて神経がピン!と張り詰めた(笑)
うぎゃー!!(>_<)
ホントにこんなこと目の前で言われた日にゃあ
私ってば、いったいどこまで壊れることか・・・!!
人間でいられるかどうか保証できましぇん!!!

いやーすごい破壊力!!(笑)
毒か日本刀か爆弾かって感じですよ私にゃあっ!

アッチにカッコつけたけど不発だったのも笑った。
一応、自分は顔が良いって自覚はあるんだろね。
学生くらいまでは結構モテてたりして?

しかし、顔見知りだったのね、この2人・・・。
くすくす。菊坊だって、菊坊!(爆)

容赦なくこき使われながらブツブツ言って
台所の端っこにしゃがんだ時、
今回も亜紀がふざけて抱きしめてたね。
ヨダレ出そう(笑)
ともさかりえちゃんになりたい!


一点の曇りもなく、明るく軽やかで無邪気な、
31歳なのに天使のように可愛い可愛い菊ちゃん。
とっても名残惜しいけど、さようなら(涙)

そして!
迷いや心の捩れを抱えた、より魅力的な菊ちゃん!
そして、それでもやっぱり多分可愛い菊ちゃん♪
WELCOME TO THE REAL WORLD!!
(↑マトリックス 笑)


来週楽しみだな。
絶対ちゃんと帰ってきて、リアルタイムで見るぞ!!



ところで、今回、私がやたらひっかかっている、
「なんで彼らが消えるのか?」についての説明が
加藤元東大教授@大杉漣さん(素敵!きゃー!!)
から、ようやっときちんと一応あったわけですが。

・・・わからーん!!!

わからんというよりも、「え?嘘くさー」(笑)
元の時空に戻ってどうなるの?戻るだけ?
消えるってどこに消えるの?戻るんじゃないの??
「分子レベルで再構成・・・」というのはわかるけど、
過去のある時点で再構成されることが
イコール消えることっていうのはなぜなんだろう?
分子として転送され、再構成されずそのまま消える?
時空が2つぶつかってどうのっていうのは、
相対性理論じゃないようなイメージなんですけど。
光の速度を超える物体の「時間」と
光の速度を超えない範囲内の「時間」とは
違う時空ってことになるの?ならないよね??
なんでゴムなんだよ~わかんないよ~。

「神はサイコロを振らない」

教授はそう言った。可能性は0に等しい、と。
だけど教授は神じゃない。
現に10年前に彼の学説は黙殺されている。
1つ仮定が合っていたからと言って、
全てが正しかったとどうして言えるだろう。
神様はサイコロなんか振らないかもしれないけど、
だれも神様本人ではないんだもの。
何が必然か、は、神のみぞ知る、でしょう?

そして、
心の中の細い糸をビシビシ引っ張られて
自分勝手に心の中に落ちていく
私・・・・・・。


眠りとの境い目。時間軸は頻繁にランダムになる。

起きた瞬間に本気でこう思ったことがある。

「ああ、もう真治はいないんだ」

・・・ええ?!ナニソレ?!って感じなんだけど、
あの一瞬、目を覚ましたあの瞬間に私がいたのは
100年後の世界だったのかしれない、と
半ば本気で思うことがある。

死んだはずの友達と白いテーブルを囲んで、
彼女の好物のミルクレープを食べながら
変な夢を見ていたなあ、と思った夢を見た後は
涙が止まらなくて会社行くのがつらかった。

あの子がいたから
あの子がいたから

そういう友達がいる人は結構いっぱいいる。
その友達が、人生の途中で
突然いなくなってしまった人も、多分。

思い出すのはあの子がいなかったら
この心の中にはなかったはずのたくさんのこと。

ヤスコさんの言葉に、重なる私の痛み。

もう1度会えるなら、いろんなところに行きたい。
映画を見て、お菓子を食べて、
シナモンを買ってきてミルクティーを淹れて。


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