「#反復性うつ病性障害」で「#障害年金」を申請しようとする場合、下記の2つが申請ポイントとなります。
1,診断書の評価
(1)医療機関に作成して貰う診断書は、「障害年金」用の診断書になります。書式はこちら(一番下の方)です。
(2)この診断書は、「障害年金」自体の支給決定の有無のみならず、障害等級の決定に大きな影響があります。
(3)診断書のポイントは、日常生活能力の評価がより正しく評価を受けているかどうかです。
これは「正しく評価をしてくれて当たり前ですよ」と思われがちですが、当センターでお受けしている案件で「主治医の評価」と「ご本人及びご親族の評価」が一致しないことが非常に多いことをお伝えさせて頂きます。
2,診断書の日常生活能力の評価を受ける際の問題点
①普段の診察時間は、一般的にごく短時間で終わっています。そのような短時間での診察では、この診断書の項目自体は記載がきないことが多いのではないでしょうか。
病状で特に問題になりやすい「金銭管理」については、主治医は把握していると思いますが、食事やお部屋等の掃除等日常生活能力についての項目をご覧になって頂けると、普段の診察では会話に上がっていない項目があるのではないでしょうか。
②診断書作成にあたって主治医が、作成の為の時間を設けて聞取りをしてくれるケースがあります。ここで問題になりやすいのが、主治医の質問に対して、ご本人が簡単な回答しかしないことがが多いことです。
例えば、主治医「ちゃんとご飯食べれていますか」、患者「はい」というような場合です。
何が問題かというと、主治医がイメージしている「ちゃんと」と患者が考えている「ちゃんと」が一致していない場合があるからです。
「(おそらく先生は、1日3食、少なくても1日2食を食べていますか、と聞いていらっしゃるのだろうけど、1日1食だったり、食べないときがあったとしても私的には問題ないので)はい」と回答されている場合があります。
そこで、主治医が一歩踏み込んだ問いかけをして頂きたいところですが、そこで質問が終ってしまことが多いようです。
③診断書の評価を納得し得るものとするには、普段の診察になるべく自身の病状についてお伝えしていくことが必要と思われます。
3,病歴・就労状況等証明書の作成
(1)診断書は第三者である医療機関が作成しますが、「障害年金」を請求するご本人が自身の病状を訴える書類があります。それが 「病歴・就労状況等申立書」 です。ですので、この 「病歴・就労状況等申立書」 はご本人が作成します。
(2)この「病歴・就労状況等申立書」は、発症時から現在に至るまでの病歴などを記載する書類となっています。
(3) 「病歴・就労状況等申立書」 の作成ポイントは、主観的に記載しないことです。
例えば、「~辛かった」ことを表現したい場合、「どう辛かった」のか、それが「うつ病」の症状にどう関係があるのか等を第三者に理解できるように具体的に記載して下さい。
病歴が長い方に関しては、記憶が曖昧になっていることが多いので、ご親族等と確認しながら作成すると良いと思います。
<まとめ>
以上が、簡単ですが「うつ病」で「障害年金」を申請するポイントとなります。もしご不明な点等がありましたらご遠慮なくお問合せ下さい。
最後読んで頂きまして大変にありがとうございました。
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