今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

影が長くなりました

2004年11月28日 19時33分18秒 | 花鳥風月
 太陽がぎりぎり山の上にある夕暮れ。
 田んぼの中の道を歩いていると
 自分の長い影にびっくり。

 25メートルプールの向こうまで届きそうなほどの
 長い影。
 太陽が低空飛行の季節になりました。

 さて、
 夕陽が沈んでもう見えないと思っていたら、
 あら不思議。
 2回のビルの窓に映っていた夕陽。

 ビルのガラス窓は不思議なもので
 人間の目では見えないものを映してくれる。
 
 たとえば、隅田川の花火。
 音だけ聞こえて直接は見えなかったのに、
 高層ビルの上の方の窓ガラスに反射して見えた。
 近くにいた英語スピーカーの男性が
 「mirror」と叫んでその反射に気づかせてくれたのでした。

 今日の夕陽も、
 肉眼では道の右側のビルや建物郡が邪魔して
 見えない位置。
 しかし道路の左側に立つビルの2階の窓。
 私の所からは見えない筈の日の入りを映していた。

 時に目には
 見えないはずの風景を映し出す
 ガラスや水たまりの鏡。
 

がんばれ、弟

2004年11月28日 19時17分45秒 | Wie heisst das auf
 昨日お医者で会計を済ましていると
 小学校中学年くらいの男の子が
 受付で「弟です」と急に言いだした。

 どうやら診てもらう本人ではなく、診て貰う人の
 「弟」らしい。
 その子が予約表に名前を書き込んでいると
 お母さんと妹と思われる二人連れが登場。
 弟君が、今の状況を通訳していた。

 診療前に書く質問表を
 受付のお姉さんが取り出した。
 「スペイン語なら読めます。
 日本語は読んでもらえばちょっと分かります」と
 弟君のお母さんか、もしくは
 お姉さんと思われる方が言っていました。

 そして、受付のお姉さんが、
 「まず電話番号ですが」と
 質問表を読み上げ始めました。

 私はここで、医院をあとにしてしまいました。

 弟君たちの母語は
 結局、分かりませんでした。

 外国語は、もはや英語だけでは
 ないんですね、、、。

 しかし、日本語の分からない保護者を
 日本語が話せる小学生くらいの子供が
 サポートする光景は
 2、3度、見た覚えがあります。

 子供のほうが小学校などに通っているせいか
 一家の通訳として頑張っている姿。
 頼もしい姿。

 こうして家族にあてにされるのではなく、
 頼られる場面があること。
 成長過程で大切なのでは
 と思うのです。