今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

CD聞き比べ エリザベート 大人ルドルフ

2007年05月07日 23時24分57秒 | Musical Elisabeth
ようやく、yukitsuriさんノ真似をして、
CDの並び替えの方法が分かったので、
ライブラリを増やしているところです。

で、大人ルドルフ、ホビット君じゃなくてFritz Schmid君&ルカス君でCD聞き比べ&記憶の中で生舞台比較。

Fritz Schmid 君だと、20代、若くて真摯で、必死な皇太子像。
フランツに対しても「どうして分かってくれないんですか、父さん」というニュアンス。

ルカス君だと、実際の役柄30代、退廃というより、放蕩貴公子風。
フランツに対しては、「どうせ、分かってくれないですよね、父さん」なスタンス。

トート様のキスを避けるタイミングも、
ハラハラして息を呑んでみていた記憶のある、Fritz Schmid君。

ルカス君の場合、同じシーン、
さすが退廃貴公子なので、慣れている風で、
なんか、サラリとしていて、ハラハラした記憶がないのは、
一回しかみてないからかしら、、、。

要するに、メリハリがあって、声が高いFritz Schmid君のほうが
私好みのルドルフ像ということなんですかね、、、。




思い出しついでに、もう一点、来日ウィーン版「エリザベート」

2007年05月07日 23時08分32秒 | Musical Elisabeth
大人ルドルフ&エリザベートの対話のシーン。

度肝を抜かれたのが、
たとえ、自分の子供、皇太子ルドルフのためでも、
フランツに、頭を下げたり(すげー、日本的な言い回し使っちゃった)しないわよ!
というようなことを
エリザベートが告げるときの字幕。

日本のステレオタイプな母親像だったら、
子供のためなら、頭さげちゃうところ。

星組マリコさんのトート様版の時のエリザベート(白城あやかちゃん)は、
あなたは、大人だから、自分の力で、解決できるわよね?
と、息子ルドルフと、夫フランツの間に入るのを、
ルドルフは、もう大人だから、と
ルドルフの責任に転嫁しました。

ウィーン版だと、自分がフランツにお願いするのがイヤだからと
明確なエリザベートの意思です。
ココにびっくり。

私としては、やはり、宝塚アレンジのほうが、母親像としては、しっくりきてしまいます。

ウィーン版エリザベート像は、
このシーンで、苛烈なエリザベート像をあぶりだします。



もうひとつ、忘れないうちに、ウィーン版字幕付「エリザベート」

2007年05月07日 21時41分21秒 | Musical Elisabeth
私の宝塚版エリザベートの記憶は、
星組マリコさんのトートで止まっているのですが、、、。
ずんこさんのも見たのに、、、。

星組、マリコさんトートの時の
ルキーニはリカちゃんこと、紫吹淳さんなのですが、
ルキーニのセリフで、
ずっとなんだか、釈然としなかったのは、
子供エリザベートを助けたトート様が、去ったあと。

次のウィーンの宮廷、フランツ&ゾフィーの紹介の時。
「ああ、帝王っていやあ、もう一人、、、」
というルキーニの、
前の場面とつながっているかのようなセリフ。

この宝塚版のセリフが、どうも、腑におちないというか、釈然としないというか、
もやもやーんとしていたのです。

ウィーン版、ルキーニには、トート様、
「Seine Majestat der Tod!」と呼ばれてるけど、
黄泉の帝王っていうのは、宝塚版での名称だしなあ、、、。

なんで、トート様とフランツ・ヨーゼフをセットにしたがるんだろうと
ルキーニのセリフの中の「○○と言えば」というところに、
とてもひっかかっていたんです。

トート様、カイザーじゃないしなあ、と疑問に思っていたのですが、
字幕を見たら、なんのことは、なかった。

エリザベートが、ベットから、去ってゆくトート様を引き止めるときに
「schwarzer Prinz」と、呼びかけていたんですね。

「○○と言えば」は、エリザベートのセリフからの繋がりだったんですねえ。

「(トート様の日本語版言い換えとしての)帝王 & der junge Kaiser」というセットではなくて
「(トート様)schwarzer Prinz & (フランツ・ヨーゼフ)der junge Kaiser」というセットゆえの
「帝王っていやあ」という接続のしかただったんですねえ。

宝塚版の場合、フランツ&トートをセットにしておいたほうが良い事情と思われるのは
宝塚版だと、フランツ&トート様の対決シーンとも言える
「最終弁論」があるからかなあ。

ウィーン版だと、「An Deck der sinkenden Welt」。
梅田の来日ウィーン版の装置も、あまり、船の甲板のようには
沈み行かないのですが。

トート様&フランツ・ヨーゼフ様が
「Meine Elisabeth?」、「Meine Elisabeth!」と絶叫しあう
ウィーン版のこの場面。

宝塚星組マリコさんトート版の時は、
トート閣下 VS フランツ・ヨーゼフ陛下の
「最終弁論」という設定になっていたと思います。

このエリザベートを愛する二人の最終弁論に繋げるためにも
最初から、トート様 VS フランツ・ヨーゼフ陛下をセットにして
対立の構造を作っておいたほうが、都合がいい。

そのあたりの細やかさが、潤色小池先生の手腕なんだろうと思います。

これで、勝手にニ私の腑に落ちました。
VIVA 日本語字幕!エーヤン日本語字幕!

忘れないうちに書いておこう「エリザベート」

2007年05月07日 20時48分29秒 | Musical Elisabeth
大阪で、字幕つきでウィーン版「エリザベート」をみて、
ようやく分かったのは、チェスの駒になってる場面。

なんで、みんな、腰砕けになるんだろうと思ったら、
大司教様(Kardinalerzbischof Rauscher)の「道義的に反対です」が原因だったんですね。

字幕が出ると、「Vom moralischen」と「Aber vom politischen」が
聞き取れるようになるから、いつも、いかに、ぼおっと、漫然とCDを聞いているかということですね。

そんな大司教様のオチ、好きになりました。

宮 第19話 「皇太子妃が家出?」

2007年05月07日 20時36分33秒 | Koreanisch ドラマ
「ケンチャナ」の一言でいいから、なぐさめあうことが重要だというチェギョン。

しかし、チェギョンも車を持つようになって、
皇太子、皇太子妃、ユル君と、
高校生なのに、一人一台ずつ自動車所持して、
それぞれ、車でおでかけって、なんだか、かさばるなあ、、。

5分、3分、1分と、護衛のお姉さんに
無理やり説き伏せて、
絶対1分以上、トッポッキを食べてたよね、チェギョン。
スンデを追加注文するし。
友達のメガネを借り、変装。

シン君、食べればいいのに、トッポッキ。

シンくんの許しを得て、
里帰りしたものの、
やっぱり嫁いだ娘だから、
帰りなさいと、チェギョンママ。

皇后にチェギョンの外泊がバレて、
シン君、チェギョンに気配りしたつもりが、面目丸つぶれ。

さて、チェギョンの車は、いずこに、、、。

軽井沢大賀ホール 5月2日小曽根真&尾尻雅弘 Jazz Night

2007年05月05日 00時19分29秒 | 音楽音痴
小曽根さんの「かかと」が印象に残った
初めてのジャズライブ。

CDもジャズは持ってないのですが、
去年か、NHKで小曽根さんがオーケストラと共演した時の
印象が強くて、軽井沢へ。

会場には、お着物をお召しになった女性がいて、粋ですね。
ジャズに着ていく着物は、クラシックに着ていく着物よりも
選択が難しいですね。

小曽根さんの背中を堪能できる席。
ただ、MCの時は、よく聞こえません。

尾尻さんの演奏する姿は、
天井に釣られた反響版に
小さく映る姿しか、見られません。

MCの時は尾尻さんが、イスから立ち上がってくれるので、見えます。

小曽根さんの演奏する姿を見ていて面白かったのは、
座りながら、待ちきれないかのように、弾き始めたり、
最後の音を引き終わったあとの手が、
プジョーのマークのような左向きだったり、
右向きのライオンがシーサーのように空中で静止していて、
微笑ましかったです。

そう、ジャズは、曲の弾き始めが分かりませんでした。

調音かなー、と思ってると、実は、とっくに曲に入っていたり。

小曽根さんの背中を見つめながら聞く席で
印象的だったのは、
小曽根さんの踵。

踵から太ももの動き、そして、左手と右手の動き。
三つの動きがそれぞれ別々に拍子を取って動いているのが楽しくて。

小曽根さんのしっかりした厚い踵の靴。
演奏中の力強い踵の動きが
なんとも印象的なライブでした。

映画「バベル」見て来ました

2007年05月05日 00時04分01秒 | cinema
「ニュースで報道されているシーンて、ここ? それとも、ココ?」と待ち構えながら見ていたので、
純粋な映画鑑賞ではなかった気がします。

やはり、問題になっているライトの点滅のシーンて、どこ?
と色眼鏡でみてしまった感じです。

映画の後味としては、
不思議と軽い羽のような作品だった、ということです。

羽ばたく、力強い翼というより、
空から、ふんわり、ゆっくり落ちてきた
一枚の羽毛のような
軽やかな後味。

後味が悪いでもなく、良いでもなく。不快ではなく。

内容としては、映画「トータル・フィアーズ」を連想させられます。

ほんのちょっとしたことから、
公的権力の過剰反応→非日常に陥る市民。

2007年私が映画館で見た映画のランキング(小道具やエピソードに凝るタイプが好き)
洋画部門
1位.「ブラット・ダイヤモンド」
東2位.「ホリデイ」
西2位.「ラブソングができるまで」
その他「ドリームガールズ」、「バベル」、「パヒューム」、「敬愛なるベートヴェンン」、「マリー・アントワネット」

日本映画
1位.「かもめ食堂」
その他「素敵な夜、僕にください」、「バブルへGO!」、「ゆれる」、「それでも僕はやってない」

韓国映画
1位.「王の男」
2位.「とかげの可愛い嘘」
3位.「フライ・ダディ」
4位.「夏物語」

ドラマ「キツネちゃん、何しているの?」 第3話「避妊したの?していないの?」

2007年05月03日 20時51分56秒 | Koreanisch ドラマ
模型の子宮、海へ。そして、入っていたダンボールも海へ。

ペ・ドクター。
ああ、パッカさんのビルに入居してるんだ。

「使ってないくせに」
「気があうくせに」と、
ブルドックに毒を吐く、ペ・ドクターである。

コ・ジュニのプロフィールをお取り寄せ。
ジュニがランニングしていた道は、
かつて、キム・サムスン&サムスン姉が走った道?

コ・ビョンヒ氏。
チョルス。

「弟は、大きくなったら、殴るから、妹が良い」と子供の時は言ってたのに、
殴られるどころか、
チョルスをバンバン殴る、ビョンヒ。

スンヘは、もとスケバン。

ああいえば、こういう、ビョンヒとチョルスの
責任の取り合いと、責任のなすりあい。

ビョンヒが携帯でスンヘと話しながら登った坂も
キム・サムスンの時に見覚えが。

ビョンヒの妄想も、始めの頃は、トバシ気味。
キム・サムスンも最初は、妄想の暴走だったよね。

オ・ピルギョ。
不動産屋さんから電話。

金箔入りの名詞は、ドクターの手元に届くか、、、。

イヤミじゃなくて、それは、興味、、、。

毎回楽しみだわ、ブルドックのハデハデ&てらてら衣装。

モデルにしては、美人すぎる。
カン・ウンミに似ている。




映画「素敵な夜、僕にください」

2007年05月01日 22時31分20秒 | Koreanisch 映画
このタイトルや、やっぱり、ちょっとキレが悪いと思う。
カーリングの映画って分からないし。

「素敵な夜、僕にください」のセリフを聞くたび、
「あなたのハダガスキデース」を連想してしまって、
パクリ? パクリにしては、と思ってしまいます。

カーリングって、作戦があるんだねえ。
そして、先攻後攻のセオリーも。

けっこう、可笑しいのが、
主役のチョ・スンウさん&吹石一恵ちゃんを差し置いて、
クールな頭脳派の妹だったり、通訳の二人だったりする。

特に、通訳の二人は、もう、ナイス。
キャラも、実は、ちゃんと通訳してないところも、ナイスです。
ユニフォーム姿をみて、「クラクラします」が好きです。

青森ロケで、分かるのは、タワーからの眺め。

映画「フライ・ダディ」 Fly, Daddy, Fly

2007年05月01日 22時23分47秒 | Koreanisch 映画
「自分の半径1メートルだけ見て生きてたら幸せだよな」
というようなスンソク(イ・ジュンギ君)のセリフに
映画『GO』金城一紀さんとの原作繋がりを感じました。

映画『GO』の中で、
自分の拳の長さ、その範囲から出なければ、安全というようなことを
父から言われた息子が
答えた言葉が、「しゃらくさい」だったか、「馬鹿らしい」だったか、、、、。

スンソク役 イ・ジュンギ(「王の男」、「ホテル・ヴィーナス」)
ガピル役 イ・ムンシク(「公共の敵」、「ビッグ・スウィンドル!」←見たくなってきた)

日本版「フライ、ダディ、フライ」が
堤さん&岡田君を中心にしながら、
スンシンの仲間や家族、バスの乗客たちのエピソードも含めて、
周囲の人たちへの目配りもあったのですが、
韓国版「フライ・ダディ」は
師匠役の高校生イ・ジュンギさんと
弟子役のガピル(チャンガ)イ・ムンシクさんの二人に
グッとしぼって話が展開していきます。

なので、日本版にあった、こまごまとしたエピソードが
ごっそりカットになっていて、ちょっと悲しい。
舞台を日本→韓国に替えたことで、
カットになってしまうエピソードもあります。

たとえば、スンシンのモンゴル相撲勝者の舞が無かったり。
私は、イ・ジュンギ君で、これを一番期待していたのよう。

あと、家族への高校生たちのアプローチのシーンもカットなの、、、。

そのかわり、増えてるエピソードもあります。
オデン屋のおじさんとのシーンは、好きです。

そして、韓国版トレーニングは、現代的。
トレーニング場所は、ソウルタワーのふもと。
体脂肪計は、タニタさんのものでした。

そして、日本版と韓国版の一番の違いは、
決戦シーンの長さですね。

住宅ローンが7年、娘の敵討ちのために昇進を諦めた男
チャン・ガピル役のイ・ムンシクさん。

最初のだぶだぶお腹のシーンは、
CGなのか、と思うほどの
後半のモムチャンぶり。
撮影前に、15キロ増やしたのだそうで。

イ・ムンシクさん、
体型が、グッチ裕三さん、
目元が、ダウンタウンの浜ちゃん、
笑うと、劇団ひとりさんに似ていて、
どう転んでも、笑いを誘います。

そんなイ・ムンシクさんが、頑張る映画です。

家族写真が、「サランヘ」ポーズなのも、可笑しかったです。