今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

ブルースクエア エリザベートメモ2

2012年05月10日 23時17分56秒 | Musical Elisabeth
あやつり人形。

二日目のミン・ヨンギさん。あやつり人形のシーンで、左端から無理やりひっぱりだされたような登場の仕方が
笑いを誘う、上手な登場でした。

エリザベートが最後通牒ですと、
要求の手紙を渡すシーン。

宝塚星組さん初演で見たときは、手渡したような気がしてましたが、
要求文、ホン投げて、フランツに拾わせましたっけ?

お馬さんパカパカ、見たかったなあ。
作戦会議の部屋、ルートヴィヒと、テレジアと、あとひとり、だれだっけ?

トート様、初登場の衣装が、ジュディ・オング様(もしくは、ヘドヴィク)だったので、ショック、、、。
トートさまの初登場、ジュディ・オングさま衣装、紫のガウンに見えて、揺り椅子とブランデーグラスが見えそうだったよ、、、。

「自由」という単語が、顕著です。
このへんが、日本版とは違うところ。




あれ。マリア・ヴェッツェラが、いない。

2012年05月10日 22時50分42秒 | Musical Elisabeth
韓国版。マイヤーリンクのシーンで、
ルドルフは、ただ、死神&死天使ダンサーズに
いたぶられて死んでしまいます。

韓国版、マリア・ヴェッツェラ、登場しないよね?
「闇が広がる」(影は、ますます長くなる)、ウィーン版では、
ルドルフの寝室に、トート様がスカート代わりの大きなストールを持って登場したと思いましたが、
韓国版、ルドルフが橋の下、トートさまが橋の上で展開します。

ウィーン版マイヤーリンクのシーン。
トートさまの手下は、
ドレスを着て登場します。
ウィーン版死天使は、男女混合なのに、
みんなでドレスを着ているので、
不思議な雰囲気が、かもし出されます。

韓国版、マリア・ヴェッツェラが登場しないので、
なぜ、ルドルフが死んじゃうのか、ちょっと良くわからないんだよね。

韓国の俳優さんたちは、女装NGなのかと、勘ぐってしまった。

私は2日、ソン・チャンウィさんで見ました。
1日目は舞台に向かって左橋側のセンターブロック
2日目は舞台に向かって右側の端っこ、時々舞台が見切れてしまう席で見ました。

2日目、マイヤーリンクのルドルフにキスして、拳銃自殺を図らせたあと、
トート様が手の甲で自分の唇を拭うのが、見えてしまった。
それが、人間的すぎて、ハードなトート様にはNGだと私は思ってしまったのですが。
演出なの?

死神のターゲットはエリザベートであって、ルドルフは本命じゃないから、
拭っちゃうのかな、、、。

2日目、私の隣は、韓国のおばちゃん二人組みでしたが、
ルドルフの一回目の、トート様のチューをかわすシーンで大ウケしていた。
そして、トートさまが、ルドルフに最後のチューをするシーンで、「アイゴー」と小さく
叫んでおられました。
ちなみに、このおばちゃんたちは、「ミン・ヨンギだ」と、なぜか
フランツの役者名のみ、ご存知でした。

このとなりの、見ず知らずのおばちゃんたちのおかげで、
楽しい観劇の思い出ができました。

ブルースクエアのエリザベートは「トートさまを探せ!!」なのだ。

2012年05月10日 22時31分59秒 | Musical Elisabeth
ブルースクエアのエリザベートのセットは、死神を隠すために無駄に大きく作られているようだ。

各場面、トートさまが、セットのどこから登場するか、楽しみにご覧ください、、、。

ブルースクエア、舞台の奥行きがないのかな?

もうちょっと奥行きがあったら、ダイナミックに、動けたでしょうか。
振付に奥行きの無さの制約を感じます。

ちなみに、韓国のトートさまは「愛と死の輪舞」を歌いません。
ジョンハンさんの歌い方なら、いい響きの歌だと思うんだけどなあ。

韓国の死神さまは、ハードなメイクで、甘さがありません。
甘ちゃんじゃないんだよね、、、。

宝塚のトートさまが、どこかスィートな甘さを垣間見せるのは、
この曲のおかげだと思われます。
「愛と死の輪舞」があるおかげで、
トートのエリザベートの生命の輝きに対する憧れが、
際立ちます。

生きているエリザベートの輝きへの憧れがあるおかげで、
トート主役の比重がぐっと高まります。
トートとエリザベートにスポットライトを当てた物語になってきます。

オク・ジュヒョンさんは、少女時代エリザベートとして、
命の輝きを生き生きと表現していたと思います。

サーカスの綱渡り、バートイシュルで、蝶を捕まえる、
ゴンドラで、水をかける(キラキラした粉状のものでした?)、
結婚式の後の舞踏会で、楽しそうに踊るなど。


エリザベート タイトルロールの試金石

2012年05月10日 21時07分48秒 | Musical Elisabeth
韓国版のエリザベートをみて、
小池先生の潤色は、日本人向けには悪くなかったんだなあと
改めて、思いました。

当時の時代状況や、場面の説明など、
物語を理解しやすくされるための
小池先生の潤色があって、物語が分りやすくなってるんだなあと
改めて思いました。

韓国ドラマをみていると、
物語の途中経過の省略もアリだなと思うのですが、
日本だと、水が高きから低きへ流れるような自然に見える流れを
重視するように思います。

閑話休題。
エリザベートのタイトルロール。
そう、タイトルロールなのです。

エリザベートとして、成立させるためには、
「私だけに」で、観客の心を掴まなくては、いけないのです!!

初めて、ウィーン版をみたとき、
ウィーンの舞台は「私だけに」の時、
舞台が正面から見て、V字にせり上がります。

そのV字の谷間で、間奏の最初で、ぱたっと力耐えたエリザベートが
間奏終わりに、むくっと起き上がるのです。
そのタイミングが、お客さんの拍手でよみがえった
ティンカーベルのようで、今でも印象に残っています。

「この私だけに」が終わる前に、
お客さんの共感を得てこそ、
その後の「エリザベート」の物語が成立するのです。

ここで、お客さんの心をつかめないと、
ただの奇矯なひとで、終わらせてしまうのです。

嗚呼、やっぱりジョンハンさんで、見たかったなあ。

2012年05月09日 20時16分00秒 | ins Theater Korea
韓国版エリザベート見てきました。

やはり、一度見てしまうと、ジョンハンで、どうしても、見たくなってしまう。
2回ともソン・チャンウィさん。

とりあえず、覚えていることをメモ。

衣装のラインが、シャープでないこと(特に軍服)が、気になりましたが、
全体として、見に行くのをやめなくて良かったと、思います。

ルキーニのかっこいいミンチョルさんをたくさん見られたし。

エリザベートは、力強い歌唱のソニョンさん、
情感の芝居のジュヒョンさんで、
やはり、役者が変わると、違いますね。
ジュヒョンさんのほうが前でみたせいか、どうしても点数が甘くなってしまいます。

ジュヒョンさんの方が、エリザベートの喜怒哀楽が分りやすくて、
共感できやすかったです。

ソニョンさんは、どちらかというと、
ゾフィーの方が似合うかも。

ちびルドルフは、
1日目より2日目のほうがナチュラルな演技でした。

韓国版のセットは、無駄に大きい。
双頭の鷲とか(隠さないといけないからね)、エリザベートの寝室の扉の上の飾りとか。

でも、やすりの位置は低い。
2度目は見慣れてきましたが。

ヨーゼフの裏切りを知らされたエリザベート。
やすりの上の死神に、エリザベートが投げつけるネックレス。
ソニョンさんのほうが、シャープにやすりの欄干にひっかけ、
ジュヒョンさんの投げたネックレスは、死神の頭の上を大きく放物線を描いて
遠くへ飛んでいきました。

プラター公園のゴンドラが、本物のゴンドラに。
オペラ座の怪人かと思ってしまった。
あれ、ルキーニがファントムか?

セットでは、
病院の訪問の時。
円盤の上の橋と背景の籠の鳥のような建物のシルエットが
象徴的で良かったです。

エリザベートママ&マダムヴォルフ。
ヴォルフの時は、なぜかバービーちゃんに見え
「Yes, Falling Love」と、ルキーニと向かい合ってやりそうで、
期待してしまった。

カーテンコールのとき、ウィーン版だと、
ママとヴォルフ兼務だと分るような衣装の着方とアピールの仕方で、
肝っ玉母さんに見えて、実はセクシーなギャップが楽しかったのですが。

韓国版は、普通にエリザベートママの服装で登場していました。

エリザベートの侍女頭のスターレーイ夫人(でしたっけ?)が、
ややぷっくりなオバサマ風でしたが、
宝塚版だと、若くてきれいな侍女頭のイメージ。

ややぷっくりな韓国版の女優さんは、くるくる回って、どーんとフランツにぶつかり、
笑いを取る役に。

韓国版、千秋楽近いせいか、暗転のタイミング、ばっちりでした。
このタイミングばっちりなところが、チャンウィトートさまのすごいところ。

死神ダンサーズ。片腕が、露出していて、生生しい、、、。
星組さんの初演の時、トートダンサーズメンバーは、肌が見えないように、
手袋と衣装の継ぎ目に黒のストッキングをはめていたと楽屋日記で読んだような気がするのですが。