キズナ
もともとは、家畜をつなぎとめておく綱を意味する言葉であった。
遡ること、平安時代の辞書『和名抄』にも見られるらしい。
ホダシ
(し)を送れば、より語源に近くなる。
「人の心や行動の自由を縛り、自由を さまたげるもの」との意を指す。
人と人との結びつき、
支え合いや助け合いを指すようになったのは、
比較的最近のことらしいが、
語源を知っておくのも、大事なことかと思う。
【絆】に限らず、「表裏一体をもって全体となる」、
このところよく、故河合さんの言葉を思い出す。