ノグチサトキ

アマチュア・ミュージシャン    

ランドグラフ考

2023-05-12 | ギター・エフェクターほか

これに限らず、要はそこに、

物語があるか否か、とも思いつつ・・・。

 

それのクローンと云われるのを

二個所有しておりますが、

それ自体は、使ったことありません。

そもそも、なぜにこれを

そんなに気に入ってるかと言いますと、

これをJCに繫いだとしても、

先のストラト動画じゃないけれど、

弾き方の強弱にて、クリーンから歪まで、

ダイレクトに反応するからです。

 

他のオーバードライブでは、

こういう訳には、行かずして。

 

あれやこれや、色んなの買っては手放し、

繰り返してきましたが、

ひとつの到達点として、

これら重宝しております。

 

専門的なことは、分からぬけれど、

それの回路、もともとは、

日本が誇る、TSが基になっているらしい。

 

それをまた、あらためて再現するとは、

アメリカからの里帰り、

みたいなものかと思いつつ。

 

さて、その元となるランドグラフ、

今となっては、価格が価格なだけに、

私には、縁がありませんが、

人に言わすと、クローンでは再現できない、

独特の音がするらしい。

 

個人的に、それは、オリジナル、クローンの差というよりも、

機械としての、それぞれの個体差だと思います。

ポット一つにしても、同じメーカーの同じ時期のものでも、

カーブが違ったりもしますし。

 

実際、この二つも、基本的には、同じ系統の音ながら、

家で弾いてる段階では、

赤い方が、弦の響きが綺麗な感じします。

(ラメの方が、音の線が太いとも言えますが。)

 

ともあれ、これらと、それ、どれだけ違うのか??

 

販売店側の商業戦略はともかく、

そこには、深層心理学的な要素も、

多分に含まれているように

思わないでもありません。

 

あの裏蓋に掛かれた文字自体、

呪文みたいですし、その上

製作者が既に亡くなっている等、

物にも魂が宿るが如くして。

 

それらのイメージが、

希少価値も相まって、皆の中でどんどん膨らみ、

いわゆる普遍的な無意識となり、それが、

聴感にも影響しているのかも、知れません。

 

あと、色彩学では、視覚効果として、

同じものでも、色によって、その印象も変わるらしく、

それがまた、音に影響するとしても、

これまた、あり得る話かとも思います。

 

もとより、音楽なんて、感覚的なものですから、

そんなこともあんなことも、あっても不思議ではない、

などと思う、今日この頃。

 

以上、興味ない人(ギター弾かぬ人)には、

なんのこっちゃ訳のわからん話は、このへんで

つづく


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Dr.Lake Dynarive ex | トップ | 音の拘りあれこれ »
最新の画像もっと見る

ギター・エフェクターほか」カテゴリの最新記事