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ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

「美」について

2014-10-20 | 日々徒然

今の時代、

「正しいか正しくないかより、美しいか美しくないかを判断の基準に・・・」

故河合隼雄さんの言葉です・・・。

 

とは言うものの「美しさ」っていうのは、

とても抽象的な感じがするものです。

 

「綺麗」というのは、

造形的なもので結構解り易かったりしますが、

そもそも、美しさって、何なんだろうか・・・

 

時折、思ってたところ、

今回、図書館で借りた日本画家の千住博さんの著書に、

 

美という字は、

「“羊”が“大”きくなる様子」

「羊と言えば、食べられるし、お乳も飲めるし、その上、ふわふわして可愛い、

その羊が、育ち大きくなっていく」

その様子が語源となっているとあって・・・、

 

感銘を受けました。

 

また、氏は、“お化粧”の起源ことについても、述べられてて、

太古の昔、

綺麗な粉や石を削ったものを身体につけることで、

自然の力を得ようとしたことに始まるとも述べられています。

 

いずれにしても、「美しくある」・・・ とは、

 

生命とか自然、いずれにしても、表面的なことではなく、

内面とか、生き方に大きく関わるものみたいです・・・

 

・・・・・・。



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