ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

いわゆるオリジナル

2013-10-05 | 日々徒然

<作曲について>

このバンドになってから、作曲を担当している。

私の場合、ギターを抱えて、思いついたリフを土台に、

コード進行を付け、それに合った違うパターンやサビを作り、

構成を立ててから、メロディラインは、最後の最後になることが多い。

つなたい素人感覚ながら、イントロはサビと同じにしようとか、

間奏では、一転、ジャズ的にしようとか、それなりに思い付きでやるのだが、

その最後のメロディラインが中々定まらい。

 

詞を担当するボーカル氏に伝えるのに、あれこれ口ずさむのだが、

これがまた自分でも聞くに堪えない下手な歌で、

その上、口ずさむ度にラインも変わっていく。

 

直接会えない時は、携帯に向かって真顔で下手な唄を歌う訳だけれど、

それなりに出来てたラインをその場で忘れていることも多く、

自分でイメージしてた曲と全く変わることも少ないない。

 

ちなみに、私は、譜面が書けないのはもちろんのこと、音符も読めないし、

そもそも、ギターのコードなんて、メジャー、マイナー、セブンの3つ位しか知らない。

 

<作詞について>

曲を作る(真似ごとをする)のなら、

詞も書けばいいんじゃないかとよく言われるが、

メロディラインがあったとしても、

言葉の言い回しや、詞の内容によって、かなり感じが変わるものだし、

この作詞というのは、かなり難しい。

また、大袈裟に言えば、

人生経験や感性なんかもむき出しになる訳だし、

フィクションにしろ、ノンフィクションにせよ、

ある種、人前で丸裸になされる感もあるから恐い。

 

ちなみに、例えで言えば、例えるのは恐縮ではあるが、

仏像を彫るのが作曲なら、魂を入れるのが作詞かなとも思っている。

 

<オリジナルについて>

時に、ボーカル氏の唄や歌詞に合わせて、コードの長さを変えたり、

時に、歌詞そのものの言回しや言葉を変えてもらったり、

一人で作詞作曲するのも、もちろんいいが、

分担すると、客観性が出たり、意見を出し合ったりして、

特にバンドでやるのには、幅が出ていいんじゃないかと思う。

 

<新バンドライブについて>

私のつたない曲じゃなかったら、、メンバーの良さももっと出るんだろうと思いますが、

その辺は、まあ、勘弁してもらう、ということで。



最新の画像もっと見る