<作曲について>
このバンドになってから、作曲を担当している。
私の場合、ギターを抱えて、思いついたリフを土台に、
コード進行を付け、それに合った違うパターンやサビを作り、
構成を立ててから、メロディラインは、最後の最後になることが多い。
つなたい素人感覚ながら、イントロはサビと同じにしようとか、
間奏では、一転、ジャズ的にしようとか、それなりに思い付きでやるのだが、
その最後のメロディラインが中々定まらい。
詞を担当するボーカル氏に伝えるのに、あれこれ口ずさむのだが、
これがまた自分でも聞くに堪えない下手な歌で、
その上、口ずさむ度にラインも変わっていく。
直接会えない時は、携帯に向かって真顔で下手な唄を歌う訳だけれど、
それなりに出来てたラインをその場で忘れていることも多く、
自分でイメージしてた曲と全く変わることも少ないない。
ちなみに、私は、譜面が書けないのはもちろんのこと、音符も読めないし、
そもそも、ギターのコードなんて、メジャー、マイナー、セブンの3つ位しか知らない。
<作詞について>
曲を作る(真似ごとをする)のなら、
詞も書けばいいんじゃないかとよく言われるが、
メロディラインがあったとしても、
言葉の言い回しや、詞の内容によって、かなり感じが変わるものだし、
この作詞というのは、かなり難しい。
また、大袈裟に言えば、
人生経験や感性なんかもむき出しになる訳だし、
フィクションにしろ、ノンフィクションにせよ、
ある種、人前で丸裸になされる感もあるから恐い。
ちなみに、例えで言えば、例えるのは恐縮ではあるが、
仏像を彫るのが作曲なら、魂を入れるのが作詞かなとも思っている。
<オリジナルについて>
時に、ボーカル氏の唄や歌詞に合わせて、コードの長さを変えたり、
時に、歌詞そのものの言回しや言葉を変えてもらったり、
一人で作詞作曲するのも、もちろんいいが、
分担すると、客観性が出たり、意見を出し合ったりして、
特にバンドでやるのには、幅が出ていいんじゃないかと思う。
<新バンドライブについて>
私のつたない曲じゃなかったら、、メンバーの良さももっと出るんだろうと思いますが、
その辺は、まあ、勘弁してもらう、ということで。