ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

ロックについての考察

2017-01-28 | 音楽活動のこと

そもそも、ロックとは何ぞやって語ること自体、

既にロックではなく、野暮の骨頂なんですけれど・・・。

 

さて、いずれにしても、ロックってのは、方法論としても、解釈としても、

自由っていうところが、ミソなのかと思います。

 

ですから、自分が演りたいことをしてたら、

人が何をしてようが、いちいち、批判せず、それはそれ、

ほっとけばいいんです。

 

とは言え、お客さんあってのものですから、

自由とは言え、何をやってもいい自由ではなく、

そこに共感なり、感銘なくしては、ただの雑音に過ぎぬようには思います。

  

あと、ステージでは違う自分になるってなこと、

ついつい思いがちですが、

ステージってところ、或いは、音楽を奏でるってのは、

その人の全部を醸し出すものですから、

その時だけ、取り繕ってごまかせるもんではないという点、

特に私など、自覚と反省が必要かと思ってます。

 

音楽的な技術はもとより、

思想信条、常々の行い、人間関係、はたまた、食事や嗜好に至るまで、

全てにおいて、関係するのは怖いところです。

 

興味の無い人からしたら、

たかが趣味のバンドで、いい歳して何言ってるの、ってところですが、

これだけは、ちょっと他では味わえない、

上手い下手関わらず、演ってる人にしかわからない醍醐味。

 

とは言え、ロックバンドっていうのは、諸刃の剣みたいなもので、

こんなに楽しいことはない反面、

一歩間違ったら身の破滅みたいなところも、あるのかなと思います。

 

仕事もそっちのけ、そればっかりになってしまったり、

身体壊すまでノメリ込んでしまったり・・・。

 

・・・溺れるんじゃなくて、泳げたら、なによりです。

(バンドに限らず、何事も。特に恋愛 笑)

 

その為には、やっぱり、足元しっかり見据えるのが、

先ずは大事かと、この歳になっては、思います。

 

以上、考察とは言うものの、

結局、なんだかよくわからないのが、ロックのいいところ。

 

よくわからないと言えば、人間そのもの、人生そのもの、

ロックてのは、それを包括、象徴しているのかも知れません。 

 

山口富士夫さんの言葉

ここに、全てが集約されてると思います。

 

今日のところは、このへんで。


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