まずは説明を。『コメオ??』と思われた方きっといらっしゃるかと思います。これはクムスンのお婆ちゃんの言葉でして、しゃべり方にとても特徴のある方なのです。(例;「ヨボセヨ」→「ヨボショ」、「オットケ」→「オットキャ」等)あまりに可愛い言い方なので使用してみました。いうまでもなく「コマオ」=「ありがとう」の意味です。(ジェヒが会話していてその話し方がうつったときは笑えた^_^;)
全163話、とうとう私に続いて遠く離れて田舎に住む母も、視聴終了いたしました。
しまいには「見終わるのが名残惜しい」なんて言ってくれて、本当に見せた甲斐があったというものです。一緒に夢中になってくれてありがとう、お母さんm(__)m。
最終的な私なりの感想を、ちょっと姿勢を正して書き残したいと思います。
まずは「私の名前はキム・サムスン」つながりを発見したので報告を。(サムスンにもクムスンねたが登場したのは以前書きましたよね(*^-^*)☆)
それがなんと“ミジワン(ミジ王)”つながりだったんです!
それは具体的には第116話。1ヶ月半も会えなかったジェヒとクムスンがやっと再会できて、もうジェヒの喜び大爆発!(「俺はプライドがない」って言い切ってるし)
小粋なカフェ(?ああいう場所はなんていえばいいんだろ)で、ず~~っとクムスンをニヤニヤ見つめて
「俺に会いたかっただろ?」
と、もう表情のコントロール不能なジェヒ。
「アジュシ・・・気持ち悪いんですけど」
その帰りの車の中での会話もこれまた笑えた。
「(バックミラーで目があった二人)何見つめてるんだ?そんなに格好いいか?」
「・・・」
「ケンチャナ(見ていいぞ)。美しいものはもっと見なきゃ」
「・・・アジュシ、本気なの、冗談なの?」
「モガ(何が)?」
「本気で自分が格好いいと思ってるの?」
「ああ、毎朝鏡を見て感動するんだ。だって完璧だろ?」
「・・・格好いいと思います、確かに。格好いいけど(クレド)アジュシのように自分のことを格好いいって言う人は初めて」
「俺ほどの男が初めてなんだろ」
「アジュシ・・・これはアジュシの事を思って言うんですけど、ひどくなるとミジ王っていわれますよ」
「ミジワン(王)?ミジ王って?」
「見栄っ張りで自己中な勘違い王」
「ケンチャナ!俺は嫉妬を楽しむ性分だ!(笑顔)」
「・・・」クムスン、もう呆れて笑うしかない(^_^;)。
他にも「俺の優秀な遺伝子を残せば人類がレベルアップする」とか言ってるし。
確かに“ジェヒほど”の男は滅多にいないと思います・・・。
でも!
見直した~と思えるセリフもいくつか、ジェヒは吐いてまして、「!」と思ったのは、クムスンがいよいよ本格的にチョンワンに対して罪悪感を抱きだしたときの会話です。
「どうしておまえは俺と一緒にいるんだ。どういうつもりで付き合ってる?」
と聞かれて、まさしくその時クムスンが悩んでいることそのものズバリだったので
「考えてみます。時間をください」
と、クムスン。するとジェヒは
「クレ(わかった)。考えてみろ。俺は頭がいいが、お前は頭が悪いからわかるのに時間がかかるんだ」
とさらりと言います。ちょっとその言い方は…と一瞬思ったけれど、つまりジェヒはどんな回答がでるかもうわかっているってことなんでしょう?
(結局この答えは、大問題勃発で、ジェヒが代弁することになってしまいますが…)
あ~やっぱりクムスンとジェヒのエピソードは書いても書いてもきりがない!
でも「じゃあもう一度見るか」とは簡単に思えないところがこのドラマの辛いところです(^_^;)。
最後に『頑張れ!クムスン』の“美味しい見所”をささっとご紹介させていただきますね。
●ジェヒのクムスン陥落作戦(やっぱりこれが最大のポイントです。最悪の出会いから始まって、その後はあらゆる手をつくして、とうとう彼女を振り向かせたジェヒ。君は本当に偉い!!)
●クムスンのお婆ちゃんとクマのお母さん(クムスンの叔母)の会話(必ずどちらかが失言して、相手に睨まれているのに気付かない(^_^;)。この絶妙なやりとりがかなり笑える!)
●クムスンの序盤のぶっ飛び娘っぷり(髪型、服装、言葉遣い…どれも最初はびっくりです。それがどんどん成長して変わっていくので、見終わった後で振り返ると、ある意味“新鮮”^_^;)
●第17話と第30話(もう爆笑必死!ぜひ見てください)
●ソンランとシワンの結婚から始まる一連の騒動。(屁理屈万歳!って感じ。見ていて何度目がテンになったことか…)
このドラマ、韓国であまりに視聴率がよくて、その後のニュース番組まで視聴率を上げちゃったのだとか・・・。
なろほど。見れば見るほど次が気になるストーリーだし、横の関係(平たくいえば男女の恋愛)より縦の関係(親子、兄弟、家族)が色濃く描かれていて、家族で楽しめる、ドラマとしては言うことなしだなぁ…と思いました。
←とにかく幸せなクムスンとジェヒ
長い間このドラマに浸っていると、まるで自分まで“いい人”になったようで、心が強力洗浄されてしまった気分です。
悪人が一人もいなくて、どんな立場の人にも共感できるキャラクターが必ず見つかるところもこのドラマの魅力。(本当にたくさんの愛と涙と感動が詰まっています。)
そういう意味でも、決して見て損はないと思います!なにしろ2005年のMBCを代表する2大ドラマの1つ!もう1つの“スン” なのですから(^_^)
でも、結構、魅力的な女優さんが居ることがわかりましたので、この女優さんを含めて 順次、見ていこうと考えております。
いずれにしても、有難うございました。
日本でも放映してくんないかな。(絶対字幕)
1カ月分まとめてみたんですが、もう結婚できたときは泣きそうになりました。
みんなが家族になっていく過程もすごく今の時代じゃありえないし、写真撮っちゃうなんて考えられませんでした。
ジェヒのネクタイやら格好は派手だとは思ってたけど、パジャマが派手すぎる!ま、いい男は何着ても許しますw
そして、おめでとうございます!!
長いけどいいドラマでしたよね~。
カン・ジファンはすっかり人気者になりました。
日本で言うならかつての朝ドラみたいなものでしょうか。
最後はいい終わり方でしたよね。
私もこのドラマすごく好きです。
クムスン超えが今後あるかどうか…。
長いものってやっぱりいいんだな~と実感したドラマでした。