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三田さんが随分マスコミにバッシングされているようですが…。どうも私にはあの
マスコミからの糾弾のされ様が「ピント外れ」に見えて仕方がありません。
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以前、掛かりつけの医師と雑談していて、“麻薬と覚せい剤”の話になりました。
脱線元の話はたぶん、タミフルやリタリンなど、『危ない/一部の人には必要』な
薬の存在について…だったと思います。
(その際、私が「煙草は何故販売中止にしないのか?」と少しキレた ^_^;)
先生は頷きながら私の話を最後まで聞いてくれて、「こんな話があるんだよ」と、
先生の先輩でそのような中毒・依存について研究している教授がいることを教え
てくれました。その教授はアメリカなど、諸外国へ調査に行き、それを書籍化した
とのことで、その一部を私に話して聞かせてくれたわけで…。
(調査時期は20~25年くらい前だそうです)
まず、シンナーの実情を米国で取材するのは、とても困難なことなのだそうです。
理由は、“シンナーは超・低所得者層”の利用するもので、スラム街の奥の
奥へ行かないと使用者にはお目にかかれないから。(衛生面でも極めて危険)
それだけ日本は「(ドラッグ使用方法が)遅れている」ということ。
そして、麻薬や売春が認められているドイツやオランダの話をしてくれました。
これらの国々で麻薬や売春が認められていることは世界的に有名な事実──。
先生はこの話の前提として、麻薬や売春の是非を問うのはさて置き、
オランダやドイツで、これらが法律上認められているのは、必ずしもこうした行為
が望ましいと考えているからではないということをおっしゃいました。
むしろこれらの国々は売春や麻薬を良くないものだと考えているからこそ、公認し
ようとし、倫理的な観点ではなく、そうした好ましくないものをどのように扱うべきか
という方法論が他国と違うだけなのだと言うのです。
売春に関しては近い過去には必ずしも禁止されていなかった(赤線や遊郭など)
事実もあるし、法を逃れるために巧妙に形を変え、中には直接的に金銭を受け
取ってセックスしているケースも残っているのは周知の事実。
まあそれはそれとして、やっぱり売春は人間的に卑しい行為だという倫理観は
一応残っており、法律では厳しく禁じられています。
問題は法律の手前、違法行為はないことになっている一方で、実態が闇に潜って
しまうことにより、かえって実態がつかめなくなってしまっているということ。
むしろ、規制することで状況が悪化しているとさえ言えるかもしれない…。
そこで、です!
オランダでは営業できる場所を限定して一般の街に拡散してしまうのを防ごうとし
ており、ドイツでは売春婦に職業登録を義務付けることで管理し、病気対策を施し
たり、老後の年金等の手当てができるようにしているというのです。
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同じく、麻薬についても日本では厳しく禁止されています。
先日の元アイドルグループのメンバーの事件を筆頭に、どこかの芸能人のバカ
息子が麻薬を吸ったり、暴力団絡みの麻薬密輸事件も跡を絶たない昨今──。
先に挙げたリタリンにしても、処方禁止にすれば、闇社会(ネット犯罪を含めて)
で値段が釣りあがるだけで、実際には流通し続けることは何ら変わらないでしょう。
世界的に見ればそれでも日本では麻薬を巡る事件が少ない方といえる…。
では欧州はどうなのか?
例えば永世中立国で平和な国の象徴のように見えるスイスでも、首都チューリッヒ
の中央駅の某所は麻薬取引場所として有名。
朝になるとそこら中に注射針が落ちていたりもするそうです。
オランダはというと、市内に普通に存在する喫茶店で、麻薬を簡単に購入する
ことが出来るそうです。
販売は許可制ですが、一般の人も買うのはいたって簡単らしい。
(麻薬の自動販売機の話も聞きました)
もちろんこのオランダも、手放しで麻薬に賛成している訳ではありません。
常習性、つまり中毒性が強くて身体に悪影響を残すと言われるヘロインやコカイン
のようなハードドラッグは禁止です。
街の喫茶店で買えるのは常習性の比較的弱いソフトドラッグと呼ばれる大麻等
だけ。それでも、そうしたソフトドラッグで満足してくれれば、より強力なハード
ドラッグには手を出さないだろうというのがオランダの政策の狙いなのです。
こうした“ソフトドラッグ政策”と”完全禁止政策”と、果たしてどちらの方が良い
のかは、理論的に考えても答えはなかなか出ないでしょう。
きちんとした統計もないし、実証実験も出来ないので検証することも難しい。
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ただ、もうひとつの目的に「経済的要素」が加わっていることを忘れてはなりません。
オランダやドイツにおけるこれら享楽的嗜好品の価格が日本に較べて非常に安い
ということに注目です。
例えば売春にしても、日本の援助交際が一回数万円と言われることと比較すると、
ケタ違いに安い印象。そして日本での麻薬の値段は知らないけれど、オランダの
麻薬の価格は十分に小遣いで買える程度のものなのです。
英国においては普通のタバコと大差のない価格。少なくとも日本のテレビドラマで
出てくるようなとてつもないバカ高い価格でないことは確かです。
何故か?それは安くなるべき明確な経済的理由があるから──。
まずは、流通量の問題です。
法律で禁止されている国ではどうしても流通量は少なくなってしまう。
従ってそれらには希少価値があり、需要が供給を上回って自然に価格が高
くなるという仕組み。そうして悪循環の中で、儲かる商品であるがゆえにそうした
ものを販売したいという闇の勢力が拡大していくのです。
買う方は買う方で、希少性があるからこそ買いたくなり、一度使い始めると常習性
があるために、高くても次のものを買わざるを得なくなってしまいます。
そうすると需要の大きさは値段の高い安いには関係なくなり、結局売り手主導の
価格形成は崩れず、価格は高値を維持しやすくなっていくのです。
それに較べ、販売を公認している国では次から次へと供給があるので、高い価格
をつけたところで、買い手は他の安い売り手を容易に得て、結局値段を高くする
ことはできないという訳。
仮に日本でもオランダ等と同じような価格で麻薬が売れるのだとしたら、果たして
暴力団は麻薬販売をどれだけ熱心に拡大したいと思うでしょう。
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さて、麻薬の話をしたのであれば、当然、私が大嫌いなタバコについても触れて
おかなければなりません。
麻薬が禁止である日本において、体に有害で中毒性があるタバコが禁止されて
いない実情は、ある意味”ソフトドラッグ政策”が日本で採用されていると考え
ることが出来ます。
もちろん、喫煙派にしてみれば、タバコを麻薬と同列に扱われるなんて心外!
と思う人も多いでしょう。
しかし、一方でソフトドラッグの常習性が比較的低く、場合によってはタバコよりも
害が少ないとさえ言う研究者もいる中で、常習性が強くて、しかも自分以外の
周囲の人間にまで肺ガンの可能性を撒き散らすタバコはむしろソフトドラッグ
よりも悪質なものと言えるのではないか?
それなのにソフトドラッグは禁止で、タバコは公認されているなんて妙な話です。
その理由は何なのか?
麻薬に手を出して暴れられるよりは、タバコを監視下で静かに吸わせていれ
ばまだマシだという国の政策意図があるのではないか、ということ──。
とは言っても今は民間企業となり、その監視能力は弱体化しているわけですが…。
いずれにしても、 覚せい剤やハードドラッグの利用者に白い目を向ける前に、
今一度、喫煙のもつ「悪」について、もっと冷静に考えて欲しい。
覚せい剤や売春が“自分を大切にしない悪しき行為”だと責める人々は、何を
もってそういいきれるのか、“具体的に”教えて欲しいのです。
「あなたのためを思って」なんてきれい事は“なし”ですよ。
喫煙者が「売春」や「麻薬」の犯罪者に対して偉そうに講釈をたれているのは、
自分も彼らと同じ“ジャンキー”であることを忘れていないか?
倫理を盾にして自分に酔っているだけの偽善ではないか?
──と私は問いたいのです。
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名言だなあ…と思いました。
ちなみに私は、煙草をやめて丸4年が過ぎました。
やめて良かったですよ…。
なんだか覚せい剤の問題って、何が悪いかが全然見えない気がするんですよ。
「人間が壊れる」とか言うけれど、それで誰に害があるのかな~と。
強いていうならヤ●ザの資金源になって闇社会に加担してるくらいだと思うんです。
日本では犯罪者でも、そうじゃない国ってのはいくらでもありますから、勘違いのレッテルを貼るのはどうか、と。
少なくとも愛煙家は他人に迷惑をかけていることを自覚して欲しいと思うのです。
けっこう依存しています。
タバコもそうですけど,アル中で暴れるのだって似たようなもんですよね。
ギャンブル中毒だって同じだし・・・。
なんか,難しいことは良く分かりませんが,今回の事件で三田さんを責めるのは,ちょっと違うような気がします。もちろん,親としての責任はあるでしょうけど・・・。
お酒飲まれるんですね。
私はネット依存かな…。目が疲れるけどついつい覗いてしまいます
>みきさん。
そうそう、アル中もそうです!
アルコールも禁酒法なんかがあった背景から言って、倫理的観点でおかしい部分があります。
おまけに飲酒運転…これは最悪。
ギャンブルは認められているものと、そうでないものがあるので微妙ですよね。
今回の三田さんの件で「意思が弱いから」とか「甘やかし」とか、たぶん明日和田ア●子がなんたら言いそうですが、おまえが言うな!!
とまず言いたい。
何度も意思が弱い自分を甘やかして、歌手の命である喉に害があるものを平然とすって、自分を許し続けてるのはおまえじゃ~!
今は大麻も品種改良して、
相当毒性と刺激の強い物が出回ってるらしいですよ。
だから「煙草より害が少ない」って概念は変えた方が良いみたいです。
アルコールも煙草も売春もドラッグも、自分に害があるのは一緒です。
それは本人の問題だから自己責任だと思います。
問題は「それを国が“犯罪”としているかどうか」と、「他人にどれだけ迷惑をかけているか」だと思うのです。
煙草はとにかく迷惑!
肺がんになる可能性があるからではなく、煙を出すからです。
個室で吸うか、頭から袋をかぶって吸えよ!とかねがね思っております。
私もタバコは大嫌いで吸ったこともありません。新幹線に乗っても禁煙車、それも喫煙者の近くの禁煙席には座らないですよ。最近球場も「観客席」は禁煙が殆どだけど、売店が喫煙スペースの近くにあると空気が悪いの何の。昨日も懇親会で両隣が喫煙者だったので、家に帰ると服がタバコ臭い。これだけ受動喫煙してしまっているんですねえ。
更に付け加えると、今オフィスなんかでは「喫煙ルーム」が設けられているところが多いのでは。タバコが嫌いな人は空気が良くなっていいのだけど、このルームがくせ者でそこでサボったり、情報交換の場所になったりして本当に良くないです!ちょっとひがみ過ぎかなあ?
服をクリーニングに出さなきゃならないじゃないですか。あと髪もよく洗わないと…。
会社の喫煙ルームっておっしゃる通りどうどうとさぼれる格好の場所ですよね。
全然ひがみではないですよ。そこから出てくる人も臭いし…
以前産婦人科で研修したことがあるんですが、妊婦も結構喫煙率高いんですよ。
名目は見舞い客が使用するってことになってますが、喫煙ルームがある産婦人科はちょっとグレードが上だったりします。
それで子供を低学年から英会話教室なんかへ通わせて、見栄はるのもいい加減にしろ!といいたいです。
大概メンヘルさんはストレスが溜まるから止められない云々言うんですが、タバコなくたってストレス解消してる人はいくらでもいるのに!と言いたい。
この間の大麻所持の話だってこんな言い訳してたでしょ?ストレスが溜まるだからドラッグをやるんだ、という問題ではない!
そうそう、タイタンさん、この「老化促進サプリメント」のサイト、面白いですよ。
http://www.pat.hiho.ne.jp/ten250/biyou/tobacco.html