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「昭和元禄落語心中」を見て感じた違和感、そして過去の違和感ドラマ!

2019年01月10日 12時49分15秒 | ドラマ・映画 全般の話

NHKのドラマで「昭和元禄落語心中」を見た。 原作、アニメ共に未見。面白かった。 感動した。八雲の色気、情念に震えた。

しかし!!
注意ネタバレ関係なしに書いてます!※)
彼の養女・小夏、そしてその子供の存在にどうしよ うもない違和感を覚えた。
これは「青い鳥」に通じるものがある。
(1997年にTBSでつくられた。脚本:野沢尚、主演: 豊川悦司。こちらも“とどめ”までは名作)

前者の「昭和元禄落語心中」はネットで検索し、色々 な意見や考察を読んだ。 そうか……納得しかけた。でもモヤモヤする。
これは「空から降る一億の星」で、キムタクと深津絵里が●●なのにSE●した、とかそんなレベルではない。
むしろあれは知らなかったから仕方ないじゃん! という気持ち。(ドラマ的には、そこよりラストが×

例えば「オールド・ボーイ」
なぜ主人公の復讐が15年間の監禁なのか。 その結果、なぜあれほどの慟哭が生まれるのか。 そこなのだ、問題は。 やはり倫理的な問題、生理的嫌悪、逃れられない 罪悪感。
いやいや、「昭和元禄」は「オールド・ボーイ」と 違うでしょ。血は繋がってないでしょ。
果ては「芸のため」、作者がBL作家だから、とか 「小夏の悪態は愛の裏返し」とか。
そーなのか?? でも八雲はBL的に言うと助六を愛してたんだよね? 女に憧れがあった、だからみよ吉に…って解釈も あるよね? それはいい。
それはそれでOK。 でも小夏は親友(愛する二人)の子供だよ。 その子供とするの?しちゃうの? だめだわーーー💀 それは私、ダメだわ。受け入れられない。

そんなわけで感動が最後にぐにゃっと曲がってし まった「昭和元禄落語心中」。
でも、おかげで落語に興味が出てきた。 そこだけは感謝したい。
そして演者の方々。特に八雲を演じた岡田将生。 助六役の山崎育三郎。 素晴らしかった。 ドラマのクオリティもとても高かったと思う。
振り返ってみると、やっぱりありがとう、なのかな?


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