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「犯罪症候群」Season2見終わりました!(ネタバレ注意)

2017年07月06日 12時49分51秒 | ドラマ・映画 全般の話

WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ
「犯罪症候群」を最後まで見終わった。

これまでのあらすじはこちら
Season1の終わりに出てきた女(木村多江)。
やはり彼女はこういうドラマには欠かせない!
パリン!というエンディングのガラスの割れる音。
オープニングでは割れた破片が反転して戻り、 エンディングには砕け散った音、パリン!と共に 裏返しになったドラマのタイトルが。
これ好き~!

渡部篤郎、相変わらず怪しい役がお似合い。
では、サクッと感想を書きたいと思う。

【注意】以下、ネタバレしまくり!
見ようと思っている方は読まないでね!!

Season2の主人公は鏑木(谷原章介)。
前科のある未成年が5件、不審な死を 遂げる。
『少年犯罪を考える会』で矢吹響子(木村多江)と 発起人の牧田(板尾創路)らが被害者の父親の 話を聞いている。

★職業殺人者★ 被害者の依頼を受け、響子がある男にお金を渡す。
その男は鏑木だった。
鏑木は職業として、被害者の依頼を受け 事故死に見せかけ少年らを始末していた。
金目当てではなく、彼は“復讐”に生きて いた。
恋人だった武藤の妹の死により、鏑木は別の人生を選択した。
彼は刑事として、もう一つの事件を追っていた。

Season1で環(渡部篤郎)の圧力で左遷 になった鏑木は所轄に勤務し、そこで 同じような年頃の連続不審死を調査中。
それらの死は、自らの犯罪に共通する…
鏑木は事件・犯人に興味をもった。
犯人は小島和子(手塚理美)。
息子の心臓が悪く、ドナーを待っている。
彼女は病院に勤務し、そこへ搬送される 救急患者の健康保険証、臓器提供 意思表示の有無を確認し、ターゲットを 絞って交通事故死させていたのだ・・・。

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ということで細かいことは割愛。
結局、環は武藤を使って鏑木を追い詰める。
環は内々に刑事による連続殺人を処理したかった。
鏑木は大学のゼミ仲間の響子に憐れみを感じ、彼女を助けることで救われていた。
小島和子の犯罪が失敗し、ターゲットがよりによって前科で殺人を犯していた。
う~ん…これはちょっと出来過ぎでは?
このターゲット(以下、市原とする)は和子を 呼び出し、彼女をめった刺しにする。
自分を殺そうとした相手だ。
正当防衛、少年法。
市原には有利な条件がそろっていた。
和子の記事が週刊誌に出、皮肉なことに直後にドナーが現れる。
鏑木が追い詰められていると知った響子は 牧田と
“正義の執行”と称して市原を 殺すことに決める。
記事を見た和子の息子は瀕死の母を見ながら、移植手術を拒否。
鏑木は「捨てればいい。バカな母親 なんか」と言う。 今までの献身的な母の姿が頭をよぎる…。
まもなく、和子は死亡した。

一方、市原を殺そうとして、返り討ちにあった牧田と響子。
響子は乱暴されそうになり、自殺。
駆け付けた鏑木が彼を殺した。
環はまた巧妙な罠をはる。
武藤の妹の死は、環のある捜査のために起こったという嘘だ。
それにつられて、鏑木は武藤の前に現れる。
鏑木に銃を向けるも、撃つことができない武藤。
結局、環が終止符をうった。
鏑木に、和子の息子が手術を受ける ことになった、と告げて・・・。

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最後が救いだった。
誰に後ろ指を刺されようと、彼は 生きる道を選んだ。 加害者、被害者。
その遺族は どこかで断ち切らなければ生きて行けない。
少年犯罪の被害者遺族の やりきれなさは、果てしない…と 思う。
谷原章介の演技を久々に見た気がした。
あ、あともうひとつ。
最後のパリン!がなかった。
あれは悲しみの音だ。
どんなかたちであれ、連鎖はとまったのだ。
でもパリン……癖になる音だった。


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